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釜山、東莱地区にある「東莱府東軒」は、町の歴史を見守ってきたレアなスポットなんです


掲載日:2018/10/09 テーマ:観光地・名所 行き先: 韓国 / 東來(トンネ)

タグ: 史跡 新しい 歴史


中心部だけでなく、釜山北部にも足を延ばしてみよう

ここが入り口です ここが入り口です

釜山の北部に位置する東莱(トンネ)地区は、温泉とパジョン(ネギのたっぷり入ったお好み焼き)で有名ですね。それだけでなく、東莱は、朝鮮王朝時代には釜山一帯を治める政治の中心地でした。今では釜山南部にその役割を譲っていますが、昔の行政府としての顔を偲ばせる場所があります。「東莱府東軒(トンネプトンフォン)」は、入場無料のコンパクトなスポットながら、なかなか興味深い展示をしているんですよ! アクセスは、釜山の地下鉄4号線「寿安」駅の5番出口から出て徒歩5分ほど。地元の人でにぎわう「東莱市場」を東南方向へ行くとすぐにあります。

同じ門なのに、何かが違う……?

あちこちにマネキンが置かれ、なんとな〜く、ありがたみが薄い……?! あちこちにマネキンが置かれ、なんとな〜く、ありがたみが薄い……?!

行ってみて初めて分かったのですが、2018年現在、ここはまだまだ“作りかけ”のスポットでした。まず目に飛び込んできたのが、立派な筆文字の扁額がかかった「東莱府東軒外大門」。しかし、ネット情報で見た門とは様子が違っています。ほんの2年前の旅行ブログなどで、ここを訪れた人が載せている写真では、門は無垢の木材で建てられていました。しかし私が見た門は、韓国伝統スタイルの装飾が施されて、色鮮やかに塗り上げられていたのです。色があるのとないのでは、やっぱり“韓国らしさ”が段違いです。

真新しさにちょっと戸惑いながらも、興味の尽きない見学

この厩もいずれはきれいに塗られるのでしょうか? 馬の人形は最近置かれたようです この厩もいずれはきれいに塗られるのでしょうか? 馬の人形は最近置かれたようです

大門を過ぎて「東莱府東軒」と書かれた門を入ると、韓国特有の彩色を施された美しい建物がいくつも建ち並んでいました。これらも、やはりまだ塗りたてでした。そのため、なんとなく芝居の書割のように見えるというか、歴史の重みを感じにくくなっているのも事実です。しかし、風雨にさらされて味わいが出てきた韓国建築もステキですが、塗りたての鮮やかな丹青(韓国伝統スタイルの色彩)も、うっとりする美しさです。ここもやがては東莱の町にふさわしい、落ち着いた風情になることでしょう。

写真展示は必見、そして子供の遊具には要注意です!

一番手前の板切れが、私の転んだシーソーです 一番手前の板切れが、私の転んだシーソーです

一方、写真の持つ力はさすがです。「忠信堂」という建物の中に、朝鮮時代のこの辺りを撮影した写真が展示されています。1880年代から1930年代くらいの風景や住人たちの写真には、きっと見入ってしまいますよ。また、前庭には子供の伝統遊具もあります。私は、立ち乗りのシーソーのような遊具に乗ってみましたが、安定が非常に悪くてすっ転んでしまいました。痛かった……! 遊んでみたい方は、十分に気をつけてくださいね。

写真の中の東莱と、重ね合わせてみましょう

まだ修復・復元を重ねている最中のライブ感も、おもしろいですよ! まだ修復・復元を重ねている最中のライブ感も、おもしろいですよ!

このように、無料なのに見応えがある東莱府東軒。2018年2月にはまだ塗り上がっていない建物もあり、裏手には小型ブルドーザーすら置いてあるという“作りかけ”の状態でした。しかし、これもまた「進化する史跡」と思えば楽しいものです。この記事を読んであなたが訪れるころには、私が見たよりもさらに工夫が重ねられたスポットとなっていることでしょう。お隣の東莱市場散策と合わせて巡ってみれば、東莱の今と昔を行き来するプチトリップになりますよ!

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/10/09)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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