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慶州きっての観光地、世界遺産「仏国寺」。注意点と必見ポイントは? (後編)


掲載日:2018/10/26 テーマ:世界遺産 行き先: 韓国 / 慶州(キョンジュ)

タグ: 寺院 世界遺産 歴史


広大な境内は、そのまま極楽の写し絵

木造部分と石造部分、そして周囲の緑との調和が見事 木造部分と石造部分、そして周囲の緑との調和が見事

「慶州きっての観光地、世界遺産『仏国寺』。注意点と必見ポイントは?」前編からの続きです。仏国寺はこの世に仏の国を作ることをめざして建立されたため、境内がとても広いのです。それだけに、適当に歩き回っているとグルグルと敷地内を回ってしまい、疲れるだけです。正門である一柱門から一直線に進めば、このように、本堂たる大雄殿へまっすぐ着実に近づいているという実感を抱けますよ! 松の木が茂る道を抜けたところで視界がひらけ、圧倒的な建築群が目の前に現れます。大雄殿へ通じるのが「紫霞門(チャハムン)」、極楽殿へ通じるのが「安養門(アニャンムン)」、ふたつの立派な門が、階段の上に建っています。それぞれにかけられた階段は「橋」に見立てられ、これから仏の世界へと渡っていくという意味が込められています。

すばらしい建築美に、しばし放心

当時の建築技術の高さがわかる、階段下の美しいアーチ 当時の建築技術の高さがわかる、階段下の美しいアーチ

この階段も門も、高さ自体はそれほどでもありません。しかし、庭園を散歩する気分で歩いているとパッと視界がひらけて、広々とした場所に出てこの門を見上げることで、えもいわれぬ幸福感を味わえるのです。門が実際以上に高く大きく感じられ、なにも修行していない自分も、極楽浄土への道を約束されたような気持ちになれます。また、門と階段の配置は正面から眺めてももちろん見事ですが、向かって左側へ移動し、斜め横の角度から改めて見てみると、建築にまたちがった表情が見えてきます。まるで岸壁に打ち寄せては砕ける海の波のように、躍動感に満ちた力強い建築群なんですよ。

魚をくわえる龍の頭。見つかりましたか?

見飽きることのない大雄殿の装飾 見飽きることのない大雄殿の装飾

このあとは、大雄殿の前にある多宝塔と釈迦塔、毘盧殿の脇にある舎利塔など、このあとも見どころが目白押しです。私の必見ポイントをあえて挙げるとすれば次のふたつ。ひとつは、大雄殿の軒下にある龍の頭の装飾です。 魚をくわえている龍の頭があるんですよ。魚は眠るときにも目を開けているため、つねに目を見開いて衆生を救いなさいという意味が込められているそうです。

金の豚のオリジナルを見つけよう

金の豚のオリジナルはこれです 金の豚のオリジナルはこれです

もう一点、忘れてはならないのが極楽殿の豚です。豚は韓国では吉祥の動物だそうで、極楽殿の前に金属製の豚の像が置かれています。ラッキーアイテムとして、撫でられたり記念撮影されたりと大人気の豚の像。目が笑っている豚の像はなかなかかわいいです。この豚の像は、オリジナルが極楽殿の装飾の中に隠されているので、ぜひ見つけてください。私も、韓国語での看板を頼りに探し当てましたが、ああ、オリジナルの木製の豚も、やっぱり目がにんまりと笑っていました。なんとも味わい深いです!

霊山に出現した、この世の極楽世界です

舎利塔はぜひ4つの面すべてを鑑賞しましょう 舎利塔はぜひ4つの面すべてを鑑賞しましょう

幾度も焼失や破壊の憂き目をくぐりながら、そのたびに不死鳥のように復活を遂げてきた仏国寺。現在の建築は、そのほとんどが1973年に復元されたものですが、石造部分は建立当時のものも多く残っています。しかし、仏国寺境内を歩いていると、復元であるかないかは関係ないという気持ちになってきます。仏国寺は、慶州の山奥のこの地に寺院をひらいたこと、それ自体が何よりも意味のあることなのだと実感できますよ。ぜひたっぷり時間をとって歩いてください。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/10/26)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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