キムチ鍋とは違う!?『プデチゲ』とは何か

日本の食卓でも、キムチはすっかり定番となりましたよね。寒くなるとキムチ鍋をするご家庭も多いことでしょう。度をすぎなければお子さんでも食べられて、適度なピリ辛風味で体もポカポカ。野菜もお肉もお魚も入れられて栄養満点!作るお母さんにとっても簡単で助かるメニュー。そんなキムチチゲのように赤色をした鍋が韓国にはいくつかあります。そのひとつが『プデチゲ』と呼ばれているもの。見た目はキムチ鍋と同じで赤いけれど、一体何が違うのでしょうか。

キムチ鍋とは違う? 韓国の『プデチゲ』のジャンクな魅力 キムチ鍋とは違う? 韓国の『プデチゲ』のジャンクな魅力

加工肉やラーメンなどでジャンクな風味

プデチゲとは“プデ=軍隊”と“チゲ=鍋”を合わせた言葉。もともとは軍隊で食べられていた鍋なんです。朝鮮戦争以後、物資が不足していた状況で米軍から流れてきたソーセージやスパムをキムチチゲに入れたのが始まりなのだとか。それから保存がきくラーメン(乾麺)だけでなく、チーズ、お餅、野菜など、好きなものをどんどん入れて食べるようになりました。キムチチゲは野菜、お肉魚介類といった自然のままの素材が使われる傾向がある一方、プデチゲには加工肉やラーメンといったジャンクな食材が多く使われます。これがまた絶品! 特に若い人には、ヤミツキになるこのジャンクな味がウケているようです。

『チョンスンタン』という名で呼ばれることも

プデチゲのことを『チョンスンタン』という名前で提供しているお店もありますが、内容はプデチゲです。ただし、お店によって中身が違うのでそれも楽しんでみてくださいね。チーズが濃厚で洋風な味に仕上げているところもあれば、インスタントラーメンを加えない店もありますよ。

味の決め手は『ヤンヨム』という調味料

そんなプデチゲですが、味の決め手となるのは『ヤンニョム』と言われる調味料。材料はコチュジャン、テンジャン、しょうゆ、唐辛子、ごま油、すりごま、砂糖、にんにく、生姜などを使うのが一般的です。プデチゲ以外にも、野菜炒め、即席キムチ、煮込みうどん、焼そばに応用したり、納豆、サラダ、冷奴、野菜にあえてもおいしいですよ。