- 山崎裕子
- 韓国専門ライター&企画者。1996年に初めて訪れた韓国に魅せられて約11年。エネルギッシュでパワー溢れる韓国の魅力に夢中になり、ひたすら”韓国”をキーワードに駆け抜け、現在進行中。韓国に関する豊富な人脈と話題で、韓流関係、韓国映画、K-POP、伝統・文化、食、旅行関連、TV取材相談まで幅広い守備範囲を持ち、多くの実績も持つ。
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韓国伝統武道テコンドーをベースに舞台狭しと駆け巡るアクロバットパフォーマンス「JUMP」。いままではソウルでしか見ることができませんでしたが、いよいよ釜山にも進出しました!
ソウルで国内外から多くのリピーターを排出し続けている大人気の演劇「JUMP(ジャンプ)」。JUMPとは韓国の伝統武道であるテコンドーやテッキョン(酔拳のようなもの)を使ったアクロバットパフォーマンス劇 のこと。舞台公演ですが、セリフもなく俳優たちの個のアクションとチームワークで繰り広げられる非言語劇となっています。そんな大人気のJUMPが圧倒的な人気に押され、いよいよ釜山にも進出を果たしました。
リゾート地海雲台(へウンデ)にある一流ホテル「海雲台グランドホテル」の中に専用劇場がオープンして連日満席状態が続いています。チケットは当日会場でも購入可能です
2003年ソウルで旗揚げしたJUMPは巧みなるアクションとコメディを組み合わせながら、ストーリーがすすんでいくのですが、これが舞台から目を離すことができないくらいに面白いんです。乗り的にはまるで懐かしいドリフのコントを見ているような感じ。これが話題を呼びJUMPは日本を含めた海外遠征公演も行い、エディンバラフリンジフェスティバルでは2年連続チケット売り上げ1位も果たしているという話題のステージなんです。
観客が舞台上に引っ張り出されたり、俳優が客席に下りてきたりと凝った演出にテンションもあがってしまいます。また、公演が始まる前にもちょっとしたパフォーマンスがあるので早めに席についてくださいね
気になるストーリーですが、儒教の国らしく家の長老を中心に平凡な武道一家のコミカルな日常と娘の結婚までのドタバタを描いているのですが、登場人物ひとりひとりに強烈な個性があり、これが会場を笑いの渦に巻き込んでいくのです。言葉のない非言語劇なので俳優たちは個の体だけで表現するのですが、ユニークながら極限のアクロバットを披露しながら進んでいくので、笑って、驚いて、会場には黄色い歓声が飛び飛び交い、演じるほうも見るほうも大興奮です。
公演終了後には出演俳優が全員ロビーに出てきて希望者にサインをしてくれます。サインには自分の名前を入れてくれるので紙に英語で名前を準備しておくと最高の記念になります
この舞台を釜山でも見たい!というリクエストに応えリゾート地として有名な海雲台(へウンデ)地域にある「海雲台グランドホテル」に専用劇場としてオープンしました。JUMPが釜山にやってきたことで、あまり観光客向けのエンターテイメントがなかった地域だけに、地元客も交えて連日満席状態。釜山劇場はソウルの専用劇場よりも舞台が近いので、どの席でも俳優たちが間近に感じられるのもポイントです。そして、上演終了後は出演者全員がロビーに集結してサインや記念写真撮影に気軽に応じてくれるのも人気の秘密です。
写真撮影にも気軽に応じてくれます。実は出演俳優は韓国のTVやCMなどに出演している人も多く身近にスターと触れ合えるチャンスでもあります!イケメン君とのツーショットも現実に!
出演俳優はソウルと釜山をローテーションで巡回しているので、何度リピートしても雰囲気が違う新鮮な笑いと感動が待ち受けています。また、すでにスター俳優として日本や中国、台湾で私設ファンクラブまで出来ている俳優もいて彼目当てで訪れる人もいるほどです。確かに……鍛え上げた筋肉を武器に甘いマスクを持ち韓流スターのようにかっこいいです! 彼の舞台に当たるかは運次第ですが、それを抜きにしても家族で楽しめるエンターテイメンとして絶対におすすめです!
◆ JUMP釜山専用劇場◆
会場:海雲台グランドホテル地下2階
住所:釜山市海雲台区(ヘウンデグ)佑洞(ウドン)651-2
アクセス:地下鉄2号線海雲台駅3番出口から徒歩15分ほどですが、ビギナーは駅からタクシーが便利です。
料金:5万ウォン(約5000円)約90分
開演時間:(火‐金)20:00/(土)16:00、20:00/(日・祝日)15:00、18:00 ※月曜日は休演
HP:https://www.hijump.co.kr/index_jpn.asp(日本語ページ)
※ 4歳以上観覧可能です
※チケットは当日でも会場窓口で1時間前から購入可能で
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/10/06)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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