韓国人が大好きな焼き肉と言えば?

韓国で仕事をしているライターの友人が言いました。「仕事のあとの食事が憂鬱です」。その訳は、韓国人のコーディネーターさんと食事でもしましょうかという時、「じゃ、とりあえずサムギョプサルに行きましょうになるんです。毎回ですよ!」。サムギョプサルは韓国料理好きの日本人間では、もうすっかりおなじみになった豚ばら肉の焼き肉です。カリッと香ばしく焼いた豚ばら肉はそれだけで、かなり脂っこいです。さらに粗塩入りのごま油につけて食べます。胃がもたれるかと思えば、これがおいしい。まろやかなゴマ油に肉が包みこまれる感じです。

韓国で焼き肉と言えば、豚肉! テジカルビVSサムギョプサル! 韓国で焼き肉と言えば、豚肉! テジカルビVSサムギョプサル!

牛よりも豚の焼き肉を食べるのが普通です

韓国の行くまでは焼き肉と言えば、牛肉だと思いこんでいました。韓国では焼き肉と言えば、豚肉です。豚肉の焼き肉は主なものは2種類。味をつけたテジカルビか、生そのままのサムギョプサルです。最近では味付きのサムギョプサルもありますが、基本は味なしです。牛肉の焼き肉は韓国でも高級なので1人前数千円します。もちろん、たまに行くごちそうです。豚肉の焼き肉は学生や庶民の懐にも優しい値段なので、何回も行けます。何より韓国の豚の焼き肉はおいしい。その上、韓国人はサムギョプサルを熱愛しています。そのため、ごちそうと言うほどではないけれど、ちょっといいものを食べたい時、迷わずサムギョプサルになってしまいます。

生のサムギョプサルにも流行がある!

さて、大好きなだけにサムギョプサルには韓国人はこだわりがあります。私が韓国に通っていた2000年代前半は、厚切りサムギョプサルなんて邪道でした。薄く切って、カリカリになるまで焼いて食べるのが正しい食べ方のように言われていました。今は厚切りサムギョプサルが流行っています。私も厚切り派です。表面や肉のふちはカリッと、中はやわららかい。慣れると脂っこさも気にならず、ごま油につけて食べると最高です。もちろんサンチュにキムチやみそと一緒にまいて食べてもおいしいです。肉に味がついていないので、みそや野菜をどう組み合わせても包んでもあいます。

秘伝のタレにつけたテジカルビもおいしい

テジカルビはやや甘めのタレにつけこんだ骨付き豚肉です。このタレはお店の秘伝で、どこで食べても違います。味がしっかりついているので、焼いて、そのまま食べてもおいしいです。もちろんサンチュにキムチや細く裂いたネギのあえものと一緒に包んで食べてもオッケーです。牛肉ほど肉の繊維が主張しないので、豚の焼き肉は軟らかい食感です。この食感に慣れてしまったので、私は焼き肉と言えば今ではすっかり豚肉派です。それもサムギョプサルのほうです。サムギョプサルVSテジカルビ、あなたはどちら派ですか?