この味を知らないと後悔する韓国の超有名カニ料理

もうカニの季節は過ぎてしまいましたが、日本ではカニと言えば、鍋です。韓国ではカニは鍋ではなくて、醤油漬けです。醤油の中で約一か月熟成させたワタリガニは生は生でも一味違う食感に変わります。ねっとり甘い半透明のワタリガニの身とトロリと濃厚なオレンジ色の内子をほかほかごはんと一緒に食べると最高です。生のわたりがにのしょうゆ漬けがこんなにおいしいなんて!珍味ってこのことです。韓国に通っておきながら、今日までこのおいしさを知らなかったなんて、とても損した気分です。

これぞ珍味!ワタリガニのしょうゆ漬けでごはんが止まらない これぞ珍味!ワタリガニのしょうゆ漬けでごはんが止まらない

カンジャンケジャンの専門店に行ってきました!

ワタリガニのしょうゆ漬けは「カンジャンケジャン」と言います。カンジャンケジャンには専門店があり、専門店で食べるのが普通です。専門店では料理はカンジャンケジャンだけです。人数をつげると、テーブルにはカンジャンケジャンとナムルやキムチ、チョッカルとよばれる塩辛類、チゲなどがセットされます。そろったら、さあ、いただきます!海苔の上にホカホカごはんをしき、その上に半透明のカニ肉や内子をほんの少しだけのせます。この時に醤油のつけ汁も少しかけましょう。このつけ汁はお店の秘伝です。しょうががきいているお店もあれば、かすかにしょうがの味がするなど、店によって全然違います。

日本も韓国もカニを食べているときは同じ

海苔の上にごはん、カニがのせたら、あとは巻いて食べるだけです。ねっとり甘いカニの身が口の中、いっぱいに広がります。日本でもカニを食べるときは静かになるといいますが、カンジャンケジャンを食べるときも静かです。とろりとした半透明のカニ肉がおいしいのはもちろんのこと、一番おいしいのは濃厚なみそです。お楽しみの蟹の甲羅は最後までとっておき、それ以外を大切に食べます。カニのうまみが溶け込んだつけ汁だけをごはんにかけたって十分おいしいです。

カンジャンケジャンを食べるとき、一番おいしいところはどこ?

ほんの少しのカニ肉とカニみそでどんどんごはんが進みます。カンジャンケジャンを食べだすと、ごはんが止まらなくなるって言いますが、それは本当。「ごはん泥棒」と呼ばれているのにも納得です。最後はカニの甲羅です。甲羅にはかにみそが残っています。ここにごはんを入れ、おはしでごはんをかき回すと、カニみそがごはんにまとわりついてきます。これが最後に一回だけ食べられる最高においいしいごはんです。珍味のカンジャンケジャンを堪能しました!