リピーターなのに韓国料理の豊かさを知らない若者たち

LCCの種類も本数も多いので、韓国好きの日本人にとって、ソウルはもはや国内旅行感覚です。1年に数回、ソウルを訪れる日本人女性は全然、珍しくありません。ソウルには日本人女性のリピーターが多い安宿がいくつもあります。そこで出会うソウル好きの日本人は、おいしいごはん情報を持っているはずです。ちょっと聞いてみました。意外なことに「参鶏湯とキムパブは食べたんですけど、あとは適当につまみぐいです」や「土俗村で参鶏湯を食べて、屋台でトッポッキを食べて終わりです」などと言う人が多いのです。私は40代の半ば過ぎ、質問したのは20代の日本人女性です。ジェネレーションギャップを感じました。

おやつだけでお腹いっぱい!韓国のおやつは日本人には重すぎる! おやつだけでお腹いっぱい!韓国のおやつは日本人には重すぎる!

日本人も大好きな韓国のあのおやつは危険な食べ物!

私ならソウルにいる間、いろんな韓国料理を食べたいし、おいしいお店を開拓したいです。20代の女の子って、あまり韓国料理を食べることにこだわりません。鶏肉のおなかにもち米や朝鮮人参をつめて煮た参鶏湯は食べますが、あとは屋台のおやつみたいなものばかりです。韓国屋台で食べるおやつと言えば、コチュジャンという辛い韓国みそで味をつけたお餅のトッポッキ。コチュジャンの赤い色がおいしそうで、つい食べたくなりますが、おなかにくる危険な食べ物です。料理を重くする天才の韓国人は平天などのテンプラ類を加えます。ただでさえ重いトッポッキがこれで、さらに重くなりました。

重くて量が多い、おやつが中心の韓国屋台

韓国版のりまきのキムパブも若い日本の女の子が大好きなおやつのひとつです。ごま油を塗った韓国のりに普通のごはんを巻いたキムパブはおにぎりに近い感じです。ソーセージや卵焼き入りもあっておいしい。キムパブを1本食べてしまうと、次のごはんが入りません。米粉で作ったお焼き、ホトックもそう。米粉の生地に野菜や春雨がたっぷり入った野菜ホトックは、食事の域です。コチュジャンで味をつけた鶏肉の串焼き、タッコチも肉の塊だけで長さ20センチはありそうです。日本の女の子って、ソウルの屋台でこんな重いおやつをつまみぐいしているんです。

食べたくなるけど、おやつは1回減らしてほしい!

そりゃ、つまみぐいだけでおなかいっぱいです。韓国の屋台で売っているおやつはとにかく重く、一人分の量が多いです。2、3人でひとつのおやつを食べるとしても、何種類も食べたらおなかいっぱいです。「おやつばかり食べているから、本場の正統派韓国料理にたどりつけないのよ!」と言いたくもなります。これも若い日本人のソウルの楽しみ方のひとつなんでしょう。赤くてボリュームたっぷりの韓国屋台のおやつを食べたい気持ちもわかります。それでも、「おやつを1回減らして、本格的韓国料理に行ったら!」と、おばさんは思ってしまうのです。