韓国を代表するお土産品「韓国のり」

みなさんは韓国といえば何を思い浮かべますか? 今話題のサムギョプサルやチゲ、定番のキムチなど美味しいものがたくさんありますよね。その中で日本でも大人気なのが「韓国のり」です。岩のりを塩とごま油で味付けした、薄くて目の粗い味付け海苔が一般的で、レストランなどでは決まってご飯のお供に出てきます。免税店でも数多く取り扱っていますので、日本へのお土産として購入される方も多いのではないでしょうか。そんな「韓国のり」も、下町の食堂では少し変わった姿で提供されていることをみなさんはご存知ですか?

韓国下町の食堂ではおなじみのごはんのお供「乾燥岩のり」を食べにいこう!! 韓国下町の食堂ではおなじみのごはんのお供「乾燥岩のり」を食べにいこう!!

下町の食堂にあった謎の3つのトレー

私が某旅行会社員時代に、初めて韓国へ添乗したときのことです。現地ツアーガイドさんに連れられて下町の食堂へ入るも、もちろん英語表記などあるはずもなく、全てハングルのみのメニューが存在感たっぷりに壁に書かれてありました。気になったのは、テーブルの上に置かれた3つのトレーです。1つはもやしのナムル、1つはキムチ、そしてもう1つが「乾燥岩のり」です。料理が運ばれてくると、現地ガイドさんたちはおもむろにトレーへ手を伸ばし、この「乾燥岩のり」をなんとも豪快にご飯へ乗せ始めたのです。見よう見まねで私もやってみました。特に味がついているわけでもありませんが、ごま油を使った料理やスープとの相性が抜群なのです。

韓国下町の食堂では「乾燥岩のり」がポピュラー

現地ガイドさんいわく、下町の食堂では加工されたいわゆるお土産品の「韓国のり」ではなく、この「乾燥岩のり」がポピュラーなんだそうです。この「乾燥岩のり」を塩とごま油で味付けして薄く伸ばしたものが、お土産品として人気の「韓国のり」へと変身するのです。1つ驚いたのは、「韓国のり」のルーツは日本にあるということです。関西地方の味付けのりが韓国へ伝わって現地風にアレンジされ、更には近年まで日本の岩のりを輸入して作っていたというのですから驚きです。レストランで食事するのもよいですが、風情ある下町の食堂で、韓国の一般的な食文化に触れてみるのもよいかもしれませんね。そこには隠れた日本の姿がありました。