後ろめたい気持ちが薄れる韓国焼肉

日本で焼肉を食べに行っても、私はサンチュやサニーレタスがないと食べられない人になってしまいました。韓国では焼肉と言えば、サンチュに包んで食べるものです。そのまま食べる時もありますが、まずはサンチュを手のひらにのせ、焼肉を一切れ、パジョリ(ネギのあえもの)、みそをぬって、くるっと包んで食べます。ああ、おいしい〜。野菜と一緒に食べていることで、こんなにカロリーが高くて、太るものを食べているとい後ろめたい気持ちが、軽くなる気がするのです。

野菜たっぷり!おいしくて体にいい韓国焼肉にはまる! 野菜たっぷり!おいしくて体にいい韓国焼肉にはまる!

何でも「サム」して食べるのが好きな韓国人

韓国人って、何かにつけ野菜で「サム」して食べる習慣があります。「サム」とは包むという意味です。定食屋さんに行っても、しょっちゅうサンチュがお皿にでてきます。焼き魚と一緒にごはんをサムして食べるためです。夏になると、様々な野菜でごはんや肉を包んで食べる「サムパブ」という伝統料理も出てきます。とにかくサム好きなので、焼肉なら、牛肉でも豚肉でも内臓でも、とにかく野菜で巻いて食べるのは、当たり前なのです。

包み野菜が約20種類!組み合わせはいろいろ

こんなサム好きな韓国だから、日本人が見たこともないような野菜で、サムして食べる焼肉屋さんがあります。かぼちゃ、えごま、ケイル、チョックンデ(辛味にある野菜)、蒸したキャベツ、酢漬け大根など、20種類近い野菜が出てくる「元祖サムパブチプ(ソウル特別市江南区論峴洞165-15)」です。これだけ様々な種類の野菜が出てくると、みそや肉と、どう組み合わせるかによっても、味が変わってきます。

複雑な味を楽しむ韓国焼肉の世界とは?

私は蒸したキャベツに大根の酢漬けをのせ、みそと肉を巻いて食べる組み合わせが好きです。蒸して甘味を増したキャベツと甘酢に漬けた大根は何にでも合います。酢漬け大根の酸味が、脂っこい豚バラ肉を中和するようなさっぱり感を出します。サンチュ、みそ、肉だけというシンプルな楽しみ方もいいですね。肉、野菜、みそが一体になった複雑な味を楽しむのが韓国焼肉の醍醐味です。野菜たっぷりヘルシーな韓国焼肉を知ってしまったら、野菜で包まない焼肉なんて想像できなくなりますよ。