韓国版天ぷらを食べるときに一緒に飲むもの

韓国では「ティギム」は身近なおやつです。ソウル中心部なら地下鉄の駅の入り口付近には、必ずと言っていいほどティギムの屋台があります。ティギムとは天ぷらです。ティギム屋台に行くと、ほぼ毎回、関西人ならとうてい許せない光景に出くわすことになります。この光景を見ると、ティギム屋台に行くのが嫌になります。でも、小腹が空いた時の揚げたて熱々のティギムって、本当においしい。ティギムの屋台ではおでんやトッポッキも一緒に売っています。トッポッキはコチュジャンソースで炒め煮したお餅です。ティギムを食べると、タダでおでんのダシ汁を飲んでもいいことになっています。いりこのダシ汁とティギムの相性はばっちりです。

韓国の激ウマ天ぷらを食べたいけれど、悩みがあります! 韓国の激ウマ天ぷらを食べたいけれど、悩みがあります!

韓国的な韓国版天ぷらの材料

ティギムは日本の天ぷらと違って、かなり個性的というか、韓国的な材料を使っています。日韓共通なのは、定番のさつまいもとイカのげそぐらいです。それ以外はゆで卵、海苔巻寿司、チャプチエという韓国春雨をのりで巻いたものなど。最近では餃子も人気の材料です。韓国人はふたり組ならティギムをお皿に山盛り食べていきます。1個ずつ値段が決まっている店もあれば、3個で2000ウオンぐらいの店もあります。私がソウルで必ず行く屋台は、日本人観光客も多い広蔵市場の西口に近い大きな交差点の西南角にあります。ここは若者が集まる繁華街ではないので、お客のおじさん度は相当高めです。そのかわり安くて美味しいのです。

大阪では厳禁の行為が韓国ではオッケー!

このお気に入りの屋台でも見たくない光景に出くわします。しかも、しょっちゅうです。ソースの二度づけです。大阪名物の串カツ屋では絶対、厳禁のこの行為は、韓国では許されています。関西では、串カツをかじる前に、テーブルのお客みんなで使うソースに、串カツをひたします。これで終わり。一口でも串カツをかじったら、もうこのソースに串をつけてはいけません。ティギムはトング(はさむ道具)でつまんで食べます。タレはねぎが入ったしょうゆです。韓国人はトングでティギムをまず、しょうゆにひたします。かじった後、また、このしょうゆにつける人が、少なくありません。たまにティギムにハケでしょうゆを塗る屋台もあります。これなら、不潔じゃないですが、少数派です。

ティギム屋台で浮かんでくる悩み

「あ〜あ、おじさんがまた、二度づけしている…」と、思いながらティギムを食べます。多くの人が二度づけしたしょうゆで食べたくない。いりこのダシと一緒に食べるティギムが美味しければ、美味しいほど悩みます。この組み合わせは日本では味わえませんから。韓国人はティギムにトッポッキのコチュジャン味の汁をかけてもらうのも好きです。でも、私は断然、しょうゆ派です。ティギムを食べるのをやめるか、韓国人は何とも思ってないのだから、二度づけを気にせず食べるか、とにかく悩むところです。