韓国の赤い料理にあきたら、何を食べたい?

チゲ、トルソピビムパブ(石焼き混ぜごはん)、タッカルビ(鶏の辛い鉄板焼き)など、赤い料理っておいしそう! 赤って食欲をそそる色です。韓国料理の赤はコチュジャンや唐辛子の赤です。でも、赤い料理が続くと、似たような味付けばかりで飽きたなあと思ってしまいます。そんなとき食べたくなるのが「ヨンヤンドルソッパブ」です。これは「栄養釜飯」です。栄養と名付けられるだけあって、栗、ナツメ、銀杏、黒豆など、体にいいものがたっぷり入った炊き込みごはんです。それをひとり用の小さな石焼鍋で炊いているので、おいしくないわけがありません。しかも和食と同じような味付けなので、食べるとホッとします。

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栄養釜飯をたべる時のうれしい決まり

韓国で栄養釜飯を食べると、うれしい決まりがあります。ソウルや釜山など、都市に関係なくどこで食べてもおかずの小皿がテーブルいっぱいに並びます。もともと韓国ではキムチやナムルなどのおかずがついてくるものですが、栄養釜飯の場合は、その数が「え〜っ、こんなに!」とびっくりするぐらいです。栄養釜飯が薄味なので、濃い味付けのおかずともあいます。栄養釜飯って、注文してから炊き始めるので、出てくるまでけっこう時間がかかります。待っている間に「おかずでもつまんでてね」という意味があるのかもしれません。

栄養釜飯よりおかずが主役なの?

テーブルいっぱいのおかずはキムチやナムルはもちろん、ムッ(どんぐりや緑豆で作った寒天)、チヂミ、焼き魚などなど。栄養釜飯を食べるお店によって、山菜中心のおかずだったり、カンジャンケジャン(カニのしょうゆ漬け)などの海のものを使ったおかずだったり、店によって異なります。少なくても10数品のおかずがついてきます。だいたい横に5品、縦3列で合計15品以上のおかずが並びます。一見、地味な山菜のおかずでも、ここまでたくさん並ぶと壮観です。

栄養釜飯の最後のお楽しみ

炊きたての釜飯が出てくると、そのまま石焼鍋から食べるのは、韓国では間違いって知ってました? 正しい食べ方は熱々の石焼鍋から炊き込みごはんをおさらに移します。熱々の石焼鍋にお湯をいれ、ふたをして、しばらく置いておきます。こうすると石焼鍋にくっついたお焦げが、お湯でふやけてお粥のようになります。これを「スンニョン」と言って、韓国人はスンニョンを最後のお楽しみにしています。スンニョンを韓国人ほどあり難がるかどうかは別として、テーブルいっぱいの幸せを味わえる栄養釜飯を食べてみませんか!