日本人がいっぱいソウルの焼き魚横丁!

今や日本人の間ですっかりおなじみになってしまった韓国の焼き魚定食! しかし「サバやさんまの塩焼きなんて、日本でも食べられるからな・・・」って、私は最初は思っていました。でも、ソウルで食べると、焼き魚定食でも日本のものとは、違っているので、食べる価値ありです。ソウルで焼き魚定食と言えば、東大門にある焼き魚横丁です。焼き魚横丁は、幅数メートルの細い路地ですが、ここに行くと、すれ違うのは、日本人ばかりと言ってもいいぐらいです。と、言うのもここには、鶏一羽まるごと鍋のタッカンマリで有名な「チンハルメタッカンマリ」があります。ちょうど、その向かい側にずらっと並んでいるのが焼き魚食堂です。

ソウルの焼き魚定食は日本の焼き魚定食とどこが違う?

焼き魚通りに足を踏み入れると、「サバッ!」、「サンマあるよ!」と日本語の呼び声が響きわたっています。焼き魚食堂は、どこもお店の前で、魚を焼いています。脂のジュウジュウいう音といい匂いが路地に充満して、ついふらふらっとお店に入ってしまいます。焼き魚は日本と同じでも、韓国で食べると、キムチ、ゴマの葉のしょうゆ漬け、塩からなど韓国らしいおかずがついてきます。もちろん、ステンレスの蓋つきの容器に入ったごはん付きです。こうなると、日本の焼き魚定食とは、別物なので「どうして日本にもあるものを食べてしまったのだろう」なんて気持ちにはなりません。

小さなおかずがいっぱいついてくる韓国の定食はお得感あり! 小さなおかずがいっぱいついてくる韓国の定食はお得感あり!

定食スタイルが多い韓国で、定食スタイルにならない料理

韓国料理の大部分は、焼き魚にしろ、チゲやスープなどの汁物にしろ、どれも定食スタイルです。キムチチゲだけを注文しても定食になるという韓国の食習慣は、一人旅には本当にありがたい。焼肉や鍋もの以外は、ほとんどが定食スタイルになります。ただし、肉を食べたい時だけは困ります。韓国では、肉料理って定食スタイルにはならないものが多いのです。例えば、ゆでた豚足を醤油ベースの汁で煮込んだチョッパル。スユクと呼ばれるゆでた豚肉も定食では見つかりません。どちらも食事と言うよりも酒の肴として食べられることが多い料理だからかもしれません。

肉が入っていると、満足感が違います。アミの塩辛やみそにつけてて食べます。 肉が入っていると、満足感が違います。アミの塩辛やみそにつけてて食べます。

どうしても肉を食べたい時のおたすけ定食

一人旅だけど、どうしても肉が食べたい人におすすめしたいのが、「ポッサム定食」です。ポッサムと聞くと、白菜キムチの中に海鮮類をつめた豪華なキムチをイメージするかもしれません。でも、それではないんです。ポッサム定食とは、ゆでた豚肉の薄切りと辛めの白菜キムチのセットのことです。ほどよく脂身が混じったジューシーな豚肉をゆで、薄くスライスしたものを、辛そうなキムチと一緒にサンチュで包んで食べます。豚肉とキムチって、どう調理しても相性ばっちりです。一人旅で、肉を食べたくなったら、ポッサム定食に限ります。ポッサム定食は、ポピュラーな定食なので、ビジネス街やオフィスビルの地下にある食堂に行けば、見つかる確率はかなり高いですよ。