プレミアムフライデーを使った週末にぴったりの「サンサラン」

2017年2月末から始まるプレミアムフライデー! 関空からなら、片道2時間弱のソウルがいちおしです。ピーチやアシアナ航空の夜便を利用して、とにかくソウルに行ってみましょう! 初日は、ないも同然ですが、翌日の土曜日は、まるまる使えます。ここはちょっと遠出して、普段は行かないような自然の中で、体にいい韓定食を食べてみませんか! 全ての料理に有機野菜や地元の野菜を使った韓定食を出すレストランは、ソウル近郊の龍仁市にあります。龍仁市は、ソウルのベッドタウンとしても知られ、韓国民俗村があるところです。お目当てのレストランは、農家食堂と言ったほうがしっくりくる「サンサラン」です。

週末の「サンサラン」はお客でいっぱい。龍仁市水枝区古基洞357(セムマル路89番キル9)、031-263-6070 週末の「サンサラン」はお客でいっぱい。龍仁市水枝区古基洞357(セムマル路89番キル9)、031-263-6070

サンサランの山菜定食が、とにかくすごい理由

韓国料理は、焼肉や麺類、お酒のおつまみ以外は、ごはんと汁物、キムチなどのおかずがセットになった定食スタイルになっています。「韓定食(ハンジョンシク)」と呼ばれるものは、普段の定食の豪華版のようなものです。韓定食にも、種類があり、宮廷料理や山菜定食も含まれます。サンサランの韓定食は、山菜定食と言われてますが、野菜定食です。そう聞くと、たいしたことなさそうな感じがするでしょ? これがすごいんです。とにかく、これでもかとパンチャンが出てきます。「パンチャン」とはおかずのことですが、キムチ類も含め、その数の多さに驚愕! 一人一つずつある石焼きごはんを合わせて、全部で約30種類もあるんですよ。

写真では、ごはんと合わせて28種類ですが、実際に出てきたのは32種類。季節によって料理の内容や数が変わる 写真では、ごはんと合わせて28種類ですが、実際に出てきたのは32種類。季節によって料理の内容や数が変わる

静かな山の中にあるサンサランへの行き方

サンサランの料理は、山菜定食1種類のみで、一人15000ウオン(約1500円)です。ソウルの地下鉄、盆唐線の吾里駅か美金駅からタクシーで行きます。地下鉄の駅から離れると、あっという間に山の中に入っていきます。静かな山の道路沿いには、ところどころに大きな食堂があり、車で来ているお客の姿が目につきます。このあたりは、山菜定食で有名な食堂があるところなんですね。中でもサンサランは一番奥と言ってもいい場所にあります。私は、住所と電話番号を調べておき、住所を書いた紙をタクシーの運転手さんに渡して行ったのですが、道を引き返し、周辺の農家の人に道を尋ねて、やっと到着しました。

サンサランの敷地には、キムチや味噌を作っている甕が並んでいる。また、地元の野菜やおかずの販売コーナーもある サンサランの敷地には、キムチや味噌を作っている甕が並んでいる。また、地元の野菜やおかずの販売コーナーもある

サンサランの体の中からきれいになる野菜料理

山菜定食のみなので、大きなテーブルの前に座ると次々料理が運ばれてきます。干した白菜の葉のみそ汁、おから汁、納豆汁、ゴマの葉のナムル、キュウリの辛いあえもの、セロリの葉のナムル、白菜のチヂミに加え、ホッケの辛い煮物、豚ばら肉を焼いたもの、豆腐キムチ、野菜のみそかけ、石焼きごはん、あわせて30種類! 手作りのナムルやキムチは、どれも薄味なので野菜の味が生きてます。こんなにしっかりした味の野菜は初めて。野菜だけで、ごはんがバクバク進みます。辛目の味付けのホッケや豚肉もおいしいのですが、主役は新鮮な野菜! ゆったりごはんを食べたあとは、みそやキムチを作っている甕が並んだ庭を見学です。行くのは、ちょっと大変ですが、ソウルの週末は、サンサランの野菜料理で体の中からきれいになってみませんか! なかなか行けない場所だけにプレミアム感ありますよ!

きゅうり、ナス、大根の葉に韓国みそをかけたもの。こんな小さなおかずが、感動のおいしさ!! きゅうり、ナス、大根の葉に韓国みそをかけたもの。こんな小さなおかずが、感動のおいしさ!!