1日目は魚、2日目は肉系のスープをチョイス

「はじめてのソウル、スープ編。朝はスープでスタート! その1」からの続きです。安くておいしい食堂が密集している、ソウルの「乙支路入口(ウルチロイック)」エリア。3日連続でスープの朝食を試してみました。初日は干しだらスープの「プゴクク」、2日目は「ソルロンタン」です。今回は、「シンガウォン ソルロンタン」へ。店名の通り、ソルロンタンが売りのレストランですよ。朝9時から営業しているので、ちょっと遅めの朝食にぴったりです。

ぐつぐつ煮えたソルロンタン。熱いですよ! ぐつぐつ煮えたソルロンタン。熱いですよ!

メニューには日本語表記があって読みやすいです

乙支路1街にある、韓屋(韓国の伝統的家屋)を模した造りのかわいい外観。外から見ても、清潔そうな雰囲気が伝わります。平日の朝、お客さんはまだまばらです。店員のおばさんたちが、炊きたてのごはんをステンレス製の蓋つき茶碗に黙々と詰めていました。座るとすぐに、食べ放題のキムチ、カクテキ、そして刻んだ青ネギが置かれます。メニューは、ソルロンタン、コムタンを中心としたスープものが9種類ほど。冷麺や茹で肉などもあるようです。

ちょっと韓屋テイストのモダンな店構え ちょっと韓屋テイストのモダンな店構え

青ネギをたっぷりと加えるのがコツ!

どれにしようか迷いますが、やはり店名でもあるソルロンタンを選びました。ソルロンタンとは、牛の肉や内臓、骨を長時間煮込んだスープ料理です。コムタンとも似ていますが、ソルロンタンの方は骨髄が煮出されていて、白濁していることが特徴です。ラーメンのとんこつスープのようにこってりしていそうな色ですが、とてもあっさりしていて、これに卓上の青ネギをどっさりと投入すれば、さらにさっぱりと食べられます。ちなみに、ソルロンタンと最も相性のいい副菜は、カクテキ(大きな角切りになった大根のキムチ)だそうですよ。たしかに、この店でも真っ先にカクテキが出てきました。

座れば自動的に運ばれてくる、おかずと薬味 座れば自動的に運ばれてくる、おかずと薬味

ビルに囲まれて建つかわいいお店です

この一角は、ほんの小さなエリアに飲食店が立ち並んでいる密かなグルメ激戦区ですが、その中で、外から見ても「清潔そうで、おいしそう」と感じられるお店はさほど多くありません。加えて、朝食から営業しているお店もあまりありません。その意味では貴重な存在です。ソルロンタンは9000ウォン(約900円)と、ややお値段は高めですが、それも納得のお店だと思いますよ! (「その3・チュタン」に続く)

こちらはコムタン。ソルロンタンのように白濁せず、クリアなスープ こちらはコムタン。ソルロンタンのように白濁せず、クリアなスープ