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はじめてのソウル、鍋料理編。その3 高麗人参のパワーを思い知る「参鶏湯」


掲載日:2017/07/10 テーマ:グルメ 行き先: 韓国 / ソウル

タグ: おいしい グルメ レストラン 健康にいい 肉料理 名物


日本の夏にはうなぎ、韓国の夏には参鶏湯?

煮えたぎる参鶏湯は、なんと夏バテ防止メニューだそうです 煮えたぎる参鶏湯は、なんと夏バテ防止メニューだそうです

「はじめてのソウル、鍋料理編 その2」からの続きです。韓国の鍋料理で、参鶏湯(サムゲタン)の名を知らない人はいないでしょう。内臓を抜いた丸ごとの鶏にもち米やナツメ、栗、高麗人参などを詰めて煮込んだ、手間のかかる鍋料理です。滋養たっぷり、韓国では夏バテ防止に重宝される料理でもあります。友人を誘って、明洞の参鶏湯専門店へ行ってきました。

ボリューム満点、お腹を空かせていきましょう

観光客にも入りやすい雰囲気 観光客にも入りやすい雰囲気

明洞のほぼ真ん中にある「百済参鶏湯」は、日本のテレビにもしばしば登場する老舗の有名店です。一人前の鍋には、雛鳥まるまる1羽分が煮込まれて出てきます。しかも鶏のお腹にはぎっしりともち米が詰められているため、きっとかなりのボリューム……と、そこまでは予想はしていましたが、まさか参鶏湯を注文すると、あずき入りのおこわまでがサービスされるとは思いませんでした。

人参酒は飲みにくいですが、試してみましょう

グイッといきますか? グイッといきますか?

こちらの参鶏湯のオーダーには、キムチ、カクテキ(大根のキムチ)、唐辛子和えのにんにく、そしておこわが付いてくるのでした。これらの付け合わせが、またおいしいこと。参鶏湯が来る前から、すでに幸せになっています。そこへ今度は、おちょこに入ったお酒も。これは高麗人参を漬け込んだ人参酒で、お店の自家製だそうです。そのまま飲むと、少し苦くて飲みにくい! でも元気になれそうな味です。ぐつぐつ煮えている参鶏湯に入れるとアルコールが飛ぶので、お酒が弱い人はこの方法がおすすめですよ。せっかくの栄養満点な人参酒、残したらもったいないですからね!

滋味深い味に驚きます

熱々の参鶏湯がテーブルに運ばれると、すかさずプラスチックの小分け容器に入った高麗人参の薬味が、たっぷりと投入されます。たったこれだけのパフォーマンスのおかげで、高麗人参のありがたみがグッと増します。味付けはいたってシンプル。鶏とスタッフィングの栄養がすべてスープに溶け出し、すばらしく複雑な風味です。この繊細な風味を味わうために、味付けはほとんどされていないですね。

烏骨鶏湯も試してみると……

予想外にさっぱりした肉だったオゴルゲタン 予想外にさっぱりした肉だったオゴルゲタン

百済参鶏湯には、烏骨鶏の参鶏湯「オゴルゲタン」もあります。烏骨鶏は真っ黒な肉を持つ、栄養価の高い鶏。私と友人は、ふつうの参鶏湯と烏骨鶏湯を食べ比べてみました。お値段は参鶏湯が1万5000ウォン(約1500円)、烏骨鶏湯は2万1000ウォン(約2100円)。烏骨鶏は高級食材なので、お値段に差がありますね。しかし私たちが食べ比べてみての感想は……「烏骨鶏はさっぱりしすぎて胸肉みたい。ふつうの鶏の方が、脂のうまみがあっておいしい」。味の好みは人それぞれですから、ぜひ食べ比べてみてください。

奥深い韓国鍋料理の世界をのぞいてみました

タコ鍋のヨンポタン、プデチゲ、参鶏湯と鍋ものを食べ比べてみました。韓国の鍋は、和食の鍋とまったくちがう魅力を持っています。明洞でスナック屋台もいいですが、伝統の味に触れられるチャンス、老舗店にぜひ足を運んでみましょう!

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/07/10)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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