韓国でベトナム料理? もちろん「アリ」です

韓国旅行は韓国料理をたっぷり食べることが主な目的! そんな人は多いでしょう。けれども、たまには別の国の味も欲しくなることがありますよね。日本人にも人気の高いベトナム料理はいかがでしょう。実は、2014年くらいから、韓国ではベトナム料理店が急増中なんです。韓国では、2000年代初めごろにもベトナム料理ブームがあったようですが、そのころはベトナム料理店といっても「フォー」オンリーというところがほとんど。今のブームでは、フォーはもちろんのこと、以前よりはるかにメニューが豊富になり、味も本場と変わらないようになってきたのです。

野菜たっぷりなのは韓国料理とベトナム料理の共通点 野菜たっぷりなのは韓国料理とベトナム料理の共通点

ベトナム料理の人気の理由はなぜ

このブームの理由は、ベトナム旅行をする韓国人旅行者が激増したことです。2017年には、韓国からのベトナム旅行客の数は、前年比160%近い伸びだったそうですよ。本場ベトナムの味を知った韓国人の舌を満足させるため、ベトナム料理店が増えたというわけですね。当たびナレで私も幾度も書いているように、韓国では流行が広がるスピードが本当に速いんです(その代わり、すたれてしまうのもスピーディーです!)。韓国で各国料理のバリエーションが増えるのは、私たち日本人旅行者にとってもありがたいことですよね。

奇跡的に、行列がなかった……! 奇跡的に、行列がなかった……!

その名も「BUN CHA RA BOOM」、ブンチャーを食べなきゃ!

しかも、今ブーム中のベトナム料理店は、気軽に入れるチェーン店が多いことが特徴。ブームの火付け役ともいえるのが、ソウルの鐘閣駅近くの「EMOI(エモイ)」です。「越南先生」「ミス・サイゴン」「ブンチャラブン」といったチェーンも有名です。ベトナム料理の中でも、近年とりわけ人気のメニューが「ブンチャー(つけ麺)」。私も、ブンチャーを食べたくて「ブンチャラブン」へ行ってみました。なんといっても、店名が「BUN CHA RA BOOM」と、ブンチャーを売りにしていますからね! 入ったのは、梨泰院(イテウォン)と漢江鎮(ハンガンジン)の中間地点にある「ブンチャラブン イテウォン店」です。

カジュアルながらイケてるインテリア カジュアルながらイケてるインテリア

つけだれに入ったお肉は炭火焼なので、たれ自体が香ばしいんです

ここは「いつ行っても大行列」と言われていますが、タイミングよく並ばずに入れました。店内は若者でぎっしり! 本当にベトナム料理は人気があるんですね。インテリアも、若者好みの軽いムードでしゃれています。さて、注文したのはもちろんブンチャーです。ブンチャーは米の麺を甘めのつけだれにつけて食べるものです。まず目を見張るのが、麺の多さ! これなら大食いさんでも満腹まちがいなしです。次に驚くのが、つけだれに入っているお肉の多さ! 日本ではたまにブンチャーを食べますが、こんなに大サービスな盛り付けは初めてでしたよ。

手前は「ハノイ・フォー」。シンプルな味。奥がブンチャー 手前は「ハノイ・フォー」。シンプルな味。奥がブンチャー

韓国料理も好き、ベトナム料理も好きなあなたなら、ぜひ!

食べてみての感想は「つけだれが甘い」。こちらはEMOIよりも甘さ控えめだとのことですが、それでも私には甘いと感じました。韓国では甘めの味が好まれるのでしょうか。パクチーがないのもさびしかったですが、これは韓国人はパクチーが苦手な人が多いからなのだそうです。リクエストすれば入れてくれますよ。私にはボリュームたっぷりだったブンチャラブンですが、韓国の若者気分を満喫できました。「韓国旅行中のベトナム小旅行」のような楽しさも味わえますよ!

奥のつけだれからはお肉が飛び出しています。手前は皿いっぱいの麺。お腹いっぱい! 奥のつけだれからはお肉が飛び出しています。手前は皿いっぱいの麺。お腹いっぱい!