大好きなアーティストを感じるコンサートツアー

現地で楽しむ大好きなアーティストのコンサートは、やはり格別なものがありますよね。ファンの方々にとっては、大好きなアーティストが生まれ育った場所で、同じ空気を吸い、同じ食べ物を食べ、同じ空間にいられることが何よりの幸せと思います。特に旅行会社で募集するオフィシャルツアーは、参加者限定の貴重なグッズがついていたり、ゆかりの観光地を巡るオプショナルツアーやショッピングなど、とても魅力的なプランがたくさんあります。しかし、これからの夏、屋内コンサートだからと油断してはなりません。そこには、意外な落とし穴があるのです。私が旅行会社員時代に添乗した、韓流コンサートツアーでの出来事をご紹介します。

韓流コンサートツアーに思わぬ落とし穴!これからの夏、熱中症対策は万全??(前編) 韓流コンサートツアーに思わぬ落とし穴!これからの夏、熱中症対策は万全??(前編)

首都ソウルにある中規模ライブハウス「UNIQLO-AX」

いまだ根強い人気を誇る韓流コンサートツアーですが、近年は首都ソウルにある「UNIQLO-AX」で開催されることも多くなりました。2006年6月にオープンした収容人数2000人のこの会場は、日本の代表的なライブハウス「SHIBUYA-AX」のノウハウを取り入れ、最先端の音響設備と照明設備を兼ね備えた、大衆音楽専門の韓国初の中規模ライブハウスとなります。韓流スターのコンサートやファンミーティング、また最近では日本のスターが韓国公演を行う際に使用される会場としても有名になりました。現在コンサート制作を生業としている私も、「UNIQLO-AX」の音響設備の良さにはとても驚いたものです。

知らなかったでは手遅れも、待っていたのは過酷な入場整列、猛暑との戦い

コンサートツアー参加者は、グッズの事前販売に参加するために、オープン2時間程前から会場に到着して待機するのですが…。ここからがAX名物の過酷な入場整列の始まりというわけです。それは屋内会場といえど、全く日陰のない炎天下での待機を余儀なくされます。日本国内でのコンサートであれば、グッズの事前販売の整列、購入を終えると、一度会場を離れて近くのカフェや日陰の涼めるところで休むこともできるでしょう。しかし、海外では同じようにはいきません。慣れている方でなければ、一度会場を離れることはとても勇気のいることですし、万が一迷子にでもなれば時間までに戻ることもできません。そうなると懸念されるのがやはり"熱中症"です。(後編に続く)