両手いっぱいのバラや包みは、恋人からのプレゼント

ソウルを歩いていると、たまに花束を抱えた女の子(時には男の子)に出会います。それも日本で見るような片手で持てるサイズではなく、両手いっぱいのバラなど、抱えた本人の顔が見えないほどの大きな花束だったりします。抱えているのは花束に限らず、大きなぬいぐるみやプレゼントの箱などもあって、日本ではなかなか見ない光景だけについじっと見てしまいますが、韓国人は特に何も反応していません。恋愛中のカップルはもちろん、夫婦の間でも、韓国の男性は女性にプレゼントをひんぱんに贈ります。

巨大なぬいぐるみに花束。韓国プレゼント事情 巨大なぬいぐるみに花束。韓国プレゼント事情

毎月14日は恋人の日、告白のチャンスも到来

そもそも、韓国にはカップルが楽しめる記念日がたくさんあります。毎月14日は恋人たちの日で、例えば1月14日は「ダイアリーデー」(恋人に手帳を贈る日)、2月14日は「バレンタインデー」、3月14日は「ホワイトデー」、5月14日は「ローズデー」(バラをプレゼントする日)、6月14日は「キスデー」(キスする日)……といった調子で、恋人がいない人でも、その日に意中の相手にプレゼントを贈ったり、告白するチャンスが巡ってくるというわけです。なお4月14日の「ブラックデー」は、恋人がいない男女は黒い服を着て、黒いジャジャ麺を食べる日とされていて、この日にあわせたお見合いデートなどもよく設定されるとか。

まるでドラマな韓流恋愛、プロポーズもロマンチック

14日の記念日以外にも、付き合って1カ月目、100日目、200日目、お互いの誕生日など、韓国のカップルは節目ごとに祝いあいます。夫婦の間でもこれは変わらず、記念日には花束や小さなプレゼントを夫が妻に贈るのはごく日常の風景だとか。プレゼントやプロポーズでのサプライズ演出も大好きで、先日結婚したイ・ビョンホンは、試写会だと言って彼女を貸し切りの映画館に招待し、上映後のスクリーンにプロポーズ映像を流し結婚を申し込んだとか。ここまで派手なことは国民的俳優だからできることですが、ケーキの中に指輪を入れたり、夜中に花束を抱えて突然現れプロポーズしたりと、韓流ドラマのような演出は実際によく見られることだそう。シャイな日本人にはなかなかできない、お隣の国でもずいぶん違うものですね。