町歩きすら困難な氷点下の冬のソウル

みなさんは、韓国の冬がどんなに寒いかご存知ですか? 日中も氷点下は当たり前、マイナス10℃もしばしば記録されます。特にソウル市内は、「漢江(ハンガン)」から吹き込む風が体感気温を大きく下げます。その中でも韓国の渋谷といわれる明洞は、都会特有のビル風が吹くため、町歩きをしながらのショッピングが非常に困難です。重ね着やホッカイロを駆使しても、この極寒の中では耐えることができません。そんな中、明洞の町を歩いていると、驚きの光景を目にします。

寒さに強いってホント!? 冬でも薄着の韓国人の秘密 寒さに強いってホント!? 冬でも薄着の韓国人の秘密

寒さに強い!? 常に薄着の韓国人

それは、韓国の人々がとても薄着だということです。韓国人は、氷点下でも薄手のコート1枚の人が多いのが印象的です。中には、ミニスカートに素足の女性やパーカー1枚で平気で歩いている人もよく見かけます。そんな光景を目にするだけで、まるでこちらの体感気温がグッと下がってしまうかのようです。こういった薄着は、おしゃれ目当ての若者ファッションかと思いきや、ご年配の方もほとんどがコート1枚なのです。手袋や耳当て、帽子、マスクなどを身につけている人は、外国人観光客以外、ほとんど見かけることはありません。しかし、韓国人は本当に寒さに強いのでしょうか。

ちょっとのお出かけは薄着で十分? とにかく暖かい屋内施設

その答えは、自宅や屋内施設の暖房に秘密があります。韓国では、厳しい寒さに対応するために、オンドルと言われる独特の床暖房が発達しました。そのなごりから、韓国の屋内はとにかく暖房を効かせるため、デパートやお店は汗ばむほどに暖かいのです。昔から韓国には、寒さに耐えられる機能的な肌着があると言われてきましたが、私たち日本人と同じようなものを着ています。屋内がとても暖かく、防寒対策をしたときの脱着がわずらわしいため、コートなどの上着1枚で出かけることが多いのだそうです。とはいっても、極寒であることには違いありませんので、韓国人は寒さに我慢強いのかもしれませんね。