世界中のコンサート会場で見かけるお祝いのお花、韓国では変わったものが・・・

みなさんもコンサート会場の入り口に、立派なスタンド花が飾られているのを見たことがあると思います。その贈り主は、主にアーティストのファンの方や親交のある有名人、レコード会社、スポンサーなど様々です。最近では単純にお花だけではなく、バルーンやユニークなデザインのものなど、趣向を凝らしたものが登場するようになりました。コンサートにお花を贈るのは、日本だけではなく、世界中でお祝いのために行われています。一方でお花ではなく、なんとも興味深いものを贈る国もあります。韓国のコンサートでは、お花ではなく、なんと「お米」が贈られるというのですから驚きですよね。

音楽コンサート会場にお米の山!?  韓国ならではの粋なお祝いの仕方 音楽コンサート会場にお米の山!?  韓国ならではの粋なお祝いの仕方

韓国流のお祝い!? コンサート会場の前にお米の山

私が旅行会社に勤務していたとき、韓流スターのコンサートツアースタッフとして、ソウルにあるライブハウスのAXに行きました。当然のごとく、コンサート会場にはスタンド花が飾られているものと思っていました。しかし、私の目に飛び込んできたのは、たくさんの「お米」を積み上げている様子です。会場の前に積み上げられたお米は、アーティストの写真と贈り主、メッセージで飾られています。よく見てみると、贈り主によってお米の山の高さが違うことがわかります。現地スタッフいわく、この高さで、贈り主のお祝いの規模がわかるのだそうです。

お米は寄付のために、なんとも粋な韓国カルチャー

なぜコンサートにお米を贈るのか、不思議に思う方も多いと思います。決してアーティストに食べてもらうためのお米ではありません。この風習は、韓国ならではの慈善事業なのです。コンサートに贈られたお米は、恵まれない人たちに寄付されています。通称「米花輪」といわれ、韓国の素晴らしい文化として世界で話題になっています。また、韓国米の消費拡大の側面も持っており、米農家への一助にもなっているとのことです。空前の韓流ブームが続く昨今ですが、この粋な韓流カルチャーにも注目したいですね。