遊びにしてはあまりにも真剣さを要求される、本気の遊び

「日本ではできない“遊び”、それは実弾を撃つこと。ソウル、明洞実弾射撃場は貴重な体験ができます」前編からの続きです。ラウンジでパンフレットを見ながら拳銃を選んでいたときにはリラックスしていたのに、いざ射撃の準備に入ると、また緊張感が高まってきます。なにしろ人を殺傷する能力のある武器です。遊びではありません。いえ、遊びなんですが、適当なお遊び気分では撃たせてもらえません。安全確認事項をスタッフから説明されます。銃口を人に向けない、薬莢を持ち帰ってはいけないといった基本的なことは当然ですが、飲酒をしていると射撃体験は許可されません。食事をしてからこちらに向かう人などは、特に注意してください。

これは夫のターゲットペーパー。点数が書き込まれます これは夫のターゲットペーパー。点数が書き込まれます

耳当てなんか必要あるのかなあ? そう思った私がバカでした

次に、防弾チョッキを身につけます。思ったよりずっしり重くて、またまた緊張。銃声はとても大きいので、耳当てもします。そして目を守るためにゴーグルもつけます。順番を待つために、射撃スペースをガラス越しに眺めることができます。射撃スペース内は撮影禁止なので、写真はガラス越しに撮るのがいいでしょう。身支度が完了したら、いよいよ射撃スペースへ! ここで実践的な指導を受け、ターゲットペーパー(的になる紙)を撃ちます。

ずらりと並んだ有名人のサイン ずらりと並んだ有名人のサイン

おもちゃとは何もかも違うことに驚愕

1発撃ってみて、あまりの反動と音の大きさに仰天しました。渾身の力で手首を固定させているつもりなのに、発砲した瞬間に手首がひっくり返ってしまうのです。これは本当に、遊び半分ではできません(いや、遊びなんですが……)。今まで自分は“的当て”モノが得意だと思っていたけれど、あれらとはまったく別物の体験です。重さ、音、反動。この驚きは、実弾を撃ったことのある人にしか知り得ない世界です。高い値段も、人命を奪うことのできる武器を安全に扱うことを考えれば、妥当だと思います。

射撃スペースにはスタッフがマンツーマンで付きます 射撃スペースにはスタッフがマンツーマンで付きます

ミーハー気分で行ったものの、重みのある体験に

実弾の穴が生々しく空いたターゲットペーパーは、お土産に持ち帰れます。いい記念になりますよ。また、実物ではダメですが、モデルガンを構えての記念撮影もできます。とにかく貴重な体験をしました。歓声をあげている女性もいましたが、実は私は、とうていそんな気持ちになれませんでした。遊びというには、あまりにも生々しい体験というか……、やっぱり、拳銃を触ったときに恐ろしさでゾクッとする感覚は、人間なら当然の反応かと思います。くりかえし遊ぶうちにすっかり慣れてしまうのかもしれませんが。このように、さまざまな意味で、一度はやってみる価値のあるものでしょう。明洞に来たら、試しに立ち寄ってみてくださいね!

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