page top

出発エリアをに変更しました。

海外旅行の検索・比較サイト|エイビーロード
AB-ROAD
たびナレ 旅に行きたくなる!海外旅行に役立つナレッジ満載
RSS

役立つ海外旅行ナレッジ

祝・日韓国交正常化55周年。アートな韓国満喫なら「アラリオミュージアム・イン・スペース」へどうぞ


掲載日:2020/04/23 テーマ:美術館・博物館 行き先: 韓国 / ソウル

タグ: 建築 素晴らしい 美術館


国交正常化55周年の今年、韓国でアート三昧はいかがですか

ツタは季節によって色が変わり、趣も変化します ツタは季節によって色が変わり、趣も変化します

昌徳宮を訪れた方なら、そのすぐ隣に建つ個性的な建物が目に入ってきたことがあるかもしれません。ツタに覆われたレンガ造りのビルと全面ガラス張りの細長いビルが並び建ち、レンガ造りのビルには大きく「空間」の二文字が掲げられています。これが「アラリオミュージアム・イン・スペース」。2014年にオープンした現代アートの美術館です。これまでも当「たびナレ」で、韓国の現代アートのレベルの高さについては記事にしてきました。この美術館もその代表格ですが、ぜひ、こちらの建築についての予備知識を仕入れてから鑑賞しましょう!

「空間」=「スペース」。これが美術館の名前の由来

暗がりに浮かぶ像にギュッと視線が引きつけられる、これもこの空間ならでは 暗がりに浮かぶ像にギュッと視線が引きつけられる、これもこの空間ならでは

1970年に建てられた旧館(レンガの建物の方)は、韓国建築界の巨匠・金壽根(キム・スグン)の作品です。彼の建築事務所の名前が「空間」といい、もともとはここを社屋にしていたのです。このため、社屋から美術館へと変身した後も「空間」の看板がかかったままなんですね。このビルは、傾斜地である土地をうまく利用して、0.5階ずつ細かくフロアが上がっていくという独特のスタイル。韓国屈指の名建築と称えられています。

批評性に満ちた有名アーティストの展示がいっぱいです

乱雑に散らかった個人の部屋のようなアート。これも作品です 乱雑に散らかった個人の部屋のようなアート。これも作品です

ここでのアート鑑賞は、受け身ではいられません。暗がりの中、自分の足で小さな螺旋階段を上り、アートを見つけなければなりません。展示物はとにかく斬新です。たとえば以前のバスルームをそのまま使った映像作品では、手洗い場の鏡に映り込んだ男性が、特殊メイクを施して徐々にモンスターになっていくまでを映し出します。シンディ・シャーマンやアンディ・ウォーホルなど世界的に有名な作家の作品もたっぷり展示されている、まさに現代アート好きにとって宝の山のような美術館です。

第三者的に鑑賞するのではなく、没入する感覚に

ソフィ・カルの作品には本物の銃弾の痕が ソフィ・カルの作品には本物の銃弾の痕が

ソフィ・カルの批評的アートは、アメリカの警察で犯罪者の顔写真を射撃練習の的に使っていたという証拠を示す写真展示でした。宮島達男、名和晃平ら日本人作家も活躍しています。アート作品をすべて紹介したいのですが、きりがありません。アート以上に強調しておきたいのは、ここでは、アートを見る間に緩衝材のように建築を意識するのではなく、“建築がアートを支配している”ということ。鑑賞はできるだけ一人きりですることをおすすめします。その方が、ここでの体験により没頭できることでしょう。

「この部屋をこんなふうに使うとは……」思わず感嘆の声が!

「この階段を上ると、次は?」 「この階段を上ると、次は?」

ひとりぼっちで、予測のつかない迷路のような館内を上り下りしていると、だんだん寂しいような怖いような感じがしてきて、緊張で鼓動が高鳴るのです。そう、ここの一番の見ものは、何よりも“場”=“空間(まさしくここの名前)”。ここに置かれることで、各々のアートはそれだけでは持ち得なかった力を持つことになる、まさしく建築とアートが激しく切り結んだ無二の場所となっています。

何度も何度も通いたくなるスポットです

フィリピンの作家ジェラルディン・ハビエルの作品は、大きな窓に向かい、人間世界を見つめているよう フィリピンの作家ジェラルディン・ハビエルの作品は、大きな窓に向かい、人間世界を見つめているよう

鑑賞後はガラスの新館で、コーヒーや食事を。こちらのインストアベーカリーカフェや韓国料理レストラン「韓食空間」も利用しましたが、おいしさにまたビックリ!レストランについては、私の詳細レポート記事をお読みくださいね。さらに、なんと済州島にも同コンセプトの美術館「アラリオミュージアム 」があるんです!こちらのレポート記事も併せてどうぞ。それにしても、韓国の現代アートの底力、どこまで深いんでしょう。これからもアート好きは韓国から目が離せませんね。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/04/23)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて

 

キーワードで記事検索

検索