ドア一枚隔てて別世界。驚きのバーへようこそ

「ソウル随一のセレブなホテル『フォーシーズンズホテル ソウル』宿泊レポート」その3からの続きです。苦労して探し当てた隠れ家バーの「CHARLES H.」は、一歩入ると別世界。ただし「別世界」というのは、オトナのムードの別世界という意味ではありません。敷居が高いかと尻込みしていたのですが、これが正反対だったんです。インテリアは完璧にオーセンティックなのに、私が行った時にいたお客さんは、週末の夜を楽しむ地元サラリーマンの皆さんで大にぎわいでした。

グラスシャンパンとお寿司のようなお通し グラスシャンパンとお寿司のようなお通し

愉快痛快、これぞ海外旅行先で飲む喜び(?!)

「わーっはっはっは」と爆笑するスーツ姿のサラリーマンの楽しそうなこと。おしゃれなカクテルよりもホルモン焼きと焼酎が似合いそう。予想とはかけ離れた様子に仰天しましたが、元から飲むのが好きな私には、これはこれで痛快なひとときでした。たまたま私の訪問時がとりわけにぎやかなタイミングだったのかもしれません。しかし、バーのアダルトな雰囲気など意に介さず、とにかく飲みまくりわいわいとしゃべっている酔客というのは、日本ではほとんど体験することのできない光景です。ソウル随一の美しいホテルの地下で、こんなにぎやかな夜を過ごすことになろうとは、今思い出しても笑いがこみ上げてくるほどでした。

カウンターのお客さんは静かに飲みたいようでしたが…… カウンターのお客さんは静かに飲みたいようでしたが……

話し上手なバーテンダーに、お酒の話を聞いてみて!

とはいえ、バーテンダーの腕前はしっかりしており、トークもフレンドリーで楽しいものでしたよ。ジントニックをオーダーすると、マンチーノ・ヴェルモットのボトル(CHARLES H.のロゴ入りラベル!)やフルーツなどをわざわざワゴンでソファ席まで運んでサービスしてくれました。やはり一流ホテルならではです。次に訪れることがあるなら、今度は静かな時間帯に来てゆっくり飲みたい、とも思いました。アプローチから始まって何もかも楽しく、強力におすすめするバーですよ。

幾何学的な模様が美しいエレベーターホール 幾何学的な模様が美しいエレベーターホール

都会的なセンスがいっぱいのパブリックエリアも素敵です!

この記事を読んでフォーシーズンズホテル ソウルに興味を持ったけれど、宿泊する予定のないあなた。ぜひ、パブリックエリアだけでも覗いてみてください。建物の細部に至るまで非の打ち所のない美しさを、堪能できますよ。車寄せの天井からして、すでにゴージャスで驚きます。ロビーのシッティングスペースにはハイテクな暖炉があり、ソファにゆったり納まって読書でもしていたくなります。ロビーには、直線を多用した東洋的な美的センスがあふれています。ラウンジ「MARU」やフラワーショップも、すべて直線的なインテリアと素敵な照明が。ここまで見たら、宿泊したくなってきますよね! インテリアに興味のある方には、特におすすめできるホテルですよ。

アットホームなシッティングスペース アットホームなシッティングスペース