エッグタルトよりも強力に推したいスイーツ、それは!

マカオのスイーツといえば、エッグタルトが有名です。けれどもエッグタルトは、昨今の日本でも食べられるチャンスが増えてきました。それに比べ、日本では食べることがまずできないご当地スイーツの筆頭は、なんといっても「牛乳プリン」です。スイーツ好きのあなたは、これを食べずしてマカオ旅行を終えられませんよ。いえ、甘いものに興味のないあなたも、不思議なほどにスルスルと完食してしまえる、魔法の魅力を持っているのが牛乳プリンなのです。

手前がプレーンタイプ、奥がハスの実トッピング 手前がプレーンタイプ、奥がハスの実トッピング

マカオに牛乳プリン専門店はたくさんありますが……

すでに当「たびナレ」の「食べれば誰でもニッコリ。優しい甘さの牛乳プリンをマカオで! 」という記事で紹介している牛乳プリンですが、私は今回のマカオ旅行でもこの店をぜひ再訪しようと思っていました。目的地は、マカオの専門店の中でもトップクラスの有名店、「義順牛ナイ(「女」へんに「乃」)公司」。香港にも何店舗も展開しているので、香港のお店と思っている人も多いようですが、義順の本店はマカオなんですよ。

ごくカジュアルな店内ですが牛の絵や写真だけはズラリと ごくカジュアルな店内ですが牛の絵や写真だけはズラリと

Googleマップを頼りに、新馬路をトコトコ進みます

ひとつ、香港とマカオの義順に共通する注意事項は、「店舗がコロコロと移転する」ことです。何年後かに再訪すると移転して別の場所に、ということが珍しくありません。最新情報を入手しましょう。有名店ですから地元の人に聞いてもいいですし、口コミサイトをまめにチェックしておきましょう。私も最新版の情報を頼りに、セナド広場から「新馬路」をソフィテルホテル方面へ向かって徒歩10分ほどのところにある、新店舗に入りました。

珠海の自社工場から、毎日新鮮な牛乳が届くのです

久々に行ってみて気づいたことですが、どうやら新しいお店は「義順牛ナイ(「女」へんに「乃」)公司」ではなく、「義順鮮ナイ」と、新鮮な牛乳であることを強調した店名へと変更したようです。心意気を感じますね! ちなみに「ナイ(「女」へんに「乃」)」という字はミルクの意味です。この店名変更、まだあまり話題になっていませんが、お店の人に話しかけてみると「よくぞ気づいてくれた」と喜んでくれるかもしれませんね。

レジ前にも所狭しと牛たちが。牛さんよ、今日もありがとう。 レジ前にも所狭しと牛たちが。牛さんよ、今日もありがとう。

プレーンなものもハスの実トッピングも「おいしい!」

プレーンな定番の牛乳プリンと、ハスの実をトッピングしたものの2種類、そしてあんずジャムが塗ってあるトーストを注文。日本語メニューがなかったので、漢字表記とにらめっこして決めます。トーストは、まあ一般的なものですが、やっぱり牛乳プリンは絶品です。少しもくどさがなく、完全無添加の素直な甘さ。あまりにシンプルなので、一見誰でも作れそうな気がしますが、ここまでなめらかに作るのは至難の技だと感じます。ハスの実と一緒に食べると、食感も変わるので楽しく、お腹も満たされますよ。

再訪し、また改めてファンになりました

店主と見られるおじさんは、往年のロックスターのようなド派手なファッションで、終始ご機嫌。店内は常連さんや旅行者で満席です。これから何度店舗を移転しても、義順についていこうと思いました! 香港店も同じ味とのことなので、香港旅行に行く人も、ぜひどうぞ。