マカオだからマカオ料理。おいしいのはどこ?

マカオに来たら一度は食べたいマカオ料理。名店はたくさんありますが、今回は「ソルマー(沙利文餐店)」をご紹介します。1961年の創業で、すでに数々の媒体に紹介されている老舗です。その上、セナド広場からすぐという便利な場所でもあるため、タイミングによっては行列も。私はメールでレストランに直接予約を入れておきました(メールアドレスはこちら solmar@macau.ctm.net)。大型カジノホテル内にもおいしいマカオ料理・ポルトガル料理のレストランは入っていますが、私は、マカオ料理はまちなかのカジュアルな雰囲気で食べるのが似合うと思っています。

誰もが必食、シグネチャーメニューのアフリカンチキン 誰もが必食、シグネチャーメニューのアフリカンチキン

高級店ながらざっくばらん。立ち寄りやすい雰囲気がナイス

ソルマーは、安っぽさはない代わりに格式張った高級感も特にない、旅行者にとってとても使いやすいレストランです。普段着で行っても十分ですし、それなりにドレスアップして行っても浮くことのない、老舗ならではの枯れた雰囲気があります。サービスのスタッフも外国人に慣れています。日本語メニューもあるのでじっくり検討しましょう。私と友人は、王道メニューということで、バカリャウ、アフリカンチキン、そしてカレー蟹を選びました。

「マカオビール ブロンドエール」があるのもポイント高し! 「マカオビール ブロンドエール」があるのもポイント高し!

西洋料理ではあまり見ない、攻めたスパイスがマカオ料理の本領

バカリャウは干し鱈のコロッケ。地味な見た目ですが鉄板のおいしさです。アフリカンチキンは、二人ならハーフサイズで十分。アフリカンチキンとは、ローストしたチキンをスパイスの効いたソースで煮込んだものです。これはソルマーの看板メニューであり、初めて来た旅行者はほとんどこれを注文するんですよ。これと人気を二分するのがポルトガルチキンですが、こちらはスパイス抑えめで、クリーミーな味です。両方食べたことがありますが、甲乙つけがたいですね。

実際の照明はもっと抑えめ。落ち着いたインテリア 実際の照明はもっと抑えめ。落ち着いたインテリア

ソルマーの自信作、それが「カレー蟹」

逆にほとんどの旅行者が食べないのが、時価のカレー蟹です。高いので出にくいメニューなんですよね(私が頼んだものは、約6000円でした)。しかし! これは一食抜いてでも食べるべきです。スパイスの効いたソースに蟹のうまみが溶け出し、パンにつけて食べるともう手が止まらないですよ。パンのおかわりは200円ほどですが、ぜひ追加してください。この絶品のソースを残してはなりません。私たちが「パンのおかわりをくださーい!」と叫ぶと、スタッフは「このソースは最高でしょう!」とニッコリ。おいしさに自信があるんでしょうね。

カレー蟹。見た目はカオスながら、これを食べなきゃ帰れません! カレー蟹。見た目はカオスながら、これを食べなきゃ帰れません!

興奮した舌をやさしく落ち着かせるセラドゥーラは老舗の味わい

最後に、名物デザートのセラドゥーラもおすすめです。素朴でひんやりしたデザートは、スパイシーで濃厚な食事の締めくくりにぴったり。中華系のメニューもありますが、ここはやはりマカオ料理の名店だと改めて思いました。観光地の中心なので安くはありませんが、マカオの素敵な思い出となるにちがいありません(マカオ料理とポルトガル料理についての記事はこちら https://www.ab-road.net/asia/macau/macau/guide/gourmet/09655.html)。

ごくカジュアルな盛り付けのセラドゥーラ。バニラクリームと砕いたビスケットのお菓子です ごくカジュアルな盛り付けのセラドゥーラ。バニラクリームと砕いたビスケットのお菓子です