2016年のマカオ旅行は「5月14日」がおすすめ!

来年、マカオへの旅行を計画している方も多いと思います。もしもゴールデンウィーク過ぎに旅行に行けるのであれば、「5月14日」を狙って出発してはいかがでしょうか。この日は、マカオがお祭りに沸く日なのです。なんのお祭りかというと、「仏誕節」「譚公誕」「酔龍祭」……えっ、三つも? そうなんです。三つのお祭りが同じ日に重なる、世界でも珍しい日なんですよ。

「酔龍節」。中華系イベントでは、爆竹の爆音で耳を傷めないように注意して! 「酔龍節」。中華系イベントでは、爆竹の爆音で耳を傷めないように注意して!

毎年ずれていく「お誕生日」

「仏誕節」は、その名のとおり、お釈迦様の誕生日。日本では「灌仏会」「花祭り」などとも呼ばれていますね。お釈迦様の誕生日は4月8日ですが、旧暦のため、現在の暦とは毎年少しずつずれていきます。2015年は5月25日でした。それが来年は、5月14日になるのです。マカオでは、仏教寺院で仏像が清められます。また、「譚公誕」とは、漁業の神様「譚公」の生誕祭です。海に囲まれたマカオでは篤い信仰を集めている神です。南部のコロアンの譚公廟では、派手な爆竹が鳴り、広東オペラや獅子舞が奉納されます。

マカオにしかない奇祭もお見逃しなく

そしてもうひとつ、マカオならではのお祭りが「酔龍祭」。これは、『清(しん)の康熙帝の時代、疫病退治のために僧たちが仏像を運んでいたところへ大きな蛇が現れた。僧が蛇を切ると川に血が流れ込み、その水のおかげで疫病は治り土地は豊作。蛇は龍の仮の姿だったと信じた人々は、龍に感謝を捧げることにした』という伝説が基になっています。龍への感謝を表すため、男性たちが龍の人形を波打たせてダンスをしながら町を練り歩いていきます。そのパレードの最中、商店やレストランに立ち寄り、これ以上飲めなくなるまで酒をふるまわれます。この奇祭は、2012年に中国の無形文化財にも指定されているんですよ。

迫力満点、壮大なる酔っ払いのお祭り

私も酔龍祭を見たことがあります。三つのお祭りが重なる日とは知らずに、たまたま当日にマカオの中心地セナド広場へ行ってみたのです。ウワアーッと上がる大歓声の中、白地に赤い筆文字で「酔龍」と書かれたそろいのTシャツを着た男性たちが、龍の首を捧げ持っては激しく踊っています! ものすごい熱気に仰天しながらその男性陣の顔を見ると、なんだか目の焦点が定まっていないような…。皆さん、既にだいぶ飲んでいたのですね。

土日が祝日に当たると、翌月曜が振り替え休日です!

仏誕節で仏教寺院へお参りし、譚公誕では獅子舞やオペラ鑑賞、そして酔龍祭では、無形文化財を地元の人と一緒に盛り上がって見物。こんな楽しい日を逃さない手はありません。さあ、三つのお祭りを楽しみましょう! ちなみに来年の5月14日は土曜なので、16日の月曜が振り替え休日となります。旅行をお考えの方は少しカレンダーに注意してくださいね。