数打ちゃ当たる。数回撮って満足してはダメ!

マカオで夜景撮影・その1からの続きです。私はこれらの「リスボア」を撮るために、だいぶ時間をかけました。なぜなら、イルミネーションにさまざまなパターンがあり、どのタイミングでシャッターを切るかにより、写真の印象がまったく変わってしまうからです。パッとすべての灯りが消えるときもあれば、全部が点灯するときもあり、波のように下から上へと立ち上るようなときもあり。全部がグリーン一色になったり、青一色になったり、何色も入り乱れたり…。しばしカメラを下ろして、まずは電飾の順序を覚えました。そして、とりあえず全部の灯りが点灯しているところ、自分の好みの色合いに染まっているところなど、別のパターンを山のように撮りました。複雑なパターンのイルミネーションは、とにかく撮っておいて、あとで成功しているものを選ぶことに尽きます。

派手さに脱帽、グランド・リスボアの電飾 派手さに脱帽、グランド・リスボアの電飾

撮影時のお天気に、印象が左右されます

もうひとつ苦労したのは、この晩は霧が出てしまい、しゃっきりとした写真にならなかったことです。もやもやと霞みがちなイルミネーションに撮影中はイライラしましたが、これはあとになって見てみると、うすぼんやりとにじんだようなイルミネーションも悪くないものだと思えました。自画自賛ですが、「高温多湿なアジアのカジノ」という情緒を感じられます。しかし、ギラギラの電飾をしゃきっと撮りたければ、夜の天気にも注意するといいですね。

キリスト教会はライトアップもステキです

さて、コタイ地区の大型カジノリゾートは、昼でも夜でも、印象に大きな差はありません。むしろ夜景を撮るべきは、歴史地区でしょう。多くが世界遺産になっているキリスト教会は、夕方からライトアップされています。おとぎの国の建物のようにかわいらしい教会ですが、ライトアップされると、メルヘンチックなムードがもっとロマンティックに変化します。例えれば、昼間は少女のよう、夜は淑女のようです。しかし私のイチオシは、少女のようでも淑女のようでもない、圧倒的な存在感の「聖ポール天主堂跡」です。(その3に続く)