ギアの丘に登ってみましょう!

マカオ半島で一番の高台は、どこだと思いますか? 答えはギアの丘にある「ギア灯台」です。海抜91メートルのこの場所からは、マカオフェリーターミナルやカジノホテルのグランド・リスボア、その向こうにマカオタワーも見渡すことができます。とはいえ、高台からの展望だけなら、高層ホテルなどからでも楽しむことができますよね。ギアの丘に行ってみてほしい理由は、他にもたくさんあるのです。ギアの丘の魅力を見つけに行きましょう!

とうてい龍には見えない、二龍喉公園の龍たち とうてい龍には見えない、二龍喉公園の龍たち

こんなところで見つけた「世界一」とは

そのひとつは、「世界一短いロープウェイに乗れる」ことなんです。松山ロープウェイは、鉄道のないマカオでは数少ない“公共交通機関”です。乗車時間わずか3分ほど、片道料金は3パタカ(約45円)というかわいいロープウェイですが、地元の人たちはよく利用するようですよ。山頂駅にあるフットサルなどの運動施設を使うためです。フットサルに限らず、マカオの人は運動が好きだなあと思います。公園には運動器具がしばしば置かれているし、ランニングコースもあります。市民が気軽に足代わりにできるロープウェイなんですね。

龍? ネコ? 不思議な噴水へ

ロープウェイの乗り口は「二龍喉公園」です。まずはここへ行ってみましょう。この公園は、もともとポルトガル貴族の大きな邸宅だったものを公園にした場所で、入り口にある水場が名前の由来です。つまり「二頭の龍が喉から水を吐いている」という意味ですが……どんなに勇壮なものかと期待して行くと、ずっこけます。どう見ても、ネコです。とぼけた顔のネコが水をちょろちょろと吐き出していて、シンガポールのマーライオンなど遠く及ばないほど“世界三大がっかり”にランクインできそう(私は好きですが)?

運休していたら、あきらめず徒歩で行ってみましょう

さて、注意点ですが、松山ロープウェイは、故障や濃霧などの悪天候でしばしば運休をすることです(私も乗れなかったことがあります)。そんなときは、めげずに歩いて山頂を目指しましょう。タクシーで行けば楽ですが、慢性的にタクシーが不足しているマカオでは、なかなか来てくれないことがあります。また、健康志向のマカオ市民に混じって坂道を上っていくのは、ちょっと疲れるけれどいい運動になりますよ!(後編に続く)