味も雰囲気も最高の二つのレストラン

さて、旅の大きな目的である“食”の楽しみも、二つのレストランがきちんと満たしてくれます。朝食はホテル棟にあるポルトガルのムードにあふれたダイニングルームで。中国の書が掛けられているかと思えばアズレージョ(ポルトガルの装飾タイル)もあったりして、ここも“中洋折衷”テイストをしっかり踏襲しています。料理には敷地内のハーブガーデンでとれたてのハーブを使っています。

ホテルマン修行中の初々しい若者がいっぱい。マカオのプチホテル「ポウサダ・デ・モンハ」(後編) ホテルマン修行中の初々しい若者がいっぱい。マカオのプチホテル「ポウサダ・デ・モンハ」(後編)

アフタヌーンティーも楽しめる

アフタヌーンティーとディナーはがらりと雰囲気を変え、現代的でスタイリッシュな別棟「エデュケーショナルレストラン」で供されます。アフタヌーンティーはポルトガル名物がこじんまりと並びます。ミニサイズのエッグタルトとオレンジロール(オレンジ風味の伊達巻きのようなお菓子)、それにバカリャウ(干し鱈)のコロッケとミートパイ。どれもかわいらしいサイズで、甘いものとしょっぱいものの取り合わせが完璧なのです。

人気のディナービュッフェでマカオ料理を堪能

ディナーは旅行者のみならず地元の人たちにも大人気!とくに金曜に開催される「ディナービュッフェ」は一ヶ月前でも予約でいっぱいというほどです。ここで代表的なマカオ料理をひととおり楽しめます。デザートも種類豊富。ビュッフェと侮るなかれ。味は一流です。そしてもちろん、コクのあるマカオビールやワインもそろっていますから、人気なのも当たり前ですね。二つのレストランでも、若者たちが緊張しつつも初々しいサービスをしてくれます。

レストランのボードには…

私が行ったときには、このレストランのエントランスに大きなボードがありました。それは卒業生たちの寄せ書きでした。弾むような若い文字で「ここで学べてよかった」「ここを卒業できることを誇りに思う」と書かれていて、思わず胸がジーンとして目頭が熱くなってしまいました。ここで学んだことと初心をいつまでも忘れずに、明日のマカオを担ってください。巣立っていく若者たちに、そうエールを送りたくなりました。

華美さはなくても、心温まる滞在をお約束

洗練された高級ホテルなら、お金さえ出せばどこででも泊まれますが、ここにはここしかないよさがあります。2013年は改装工事中でしばらく休業していましたが、2014年に入り、再び宿泊の受付が始まりました!改装直後の今は泊まってみるチャンスかもしれませんね。