マカオ半島の大型ホテル、どこに泊まろうかと検討すると……

久しぶりのマカオ旅行。これまでプチホテルにしか泊まったことがなかった私は、今回初めて大型ホテルに泊まってみることにしました。といっても、開発著しいコタイ地区のカジノホテル群は、マカオ半島の歴史地区へのアクセスが今ひとつ。カジノよりも世界遺産めぐりが目的なので、効率を考えればマカオ半島側に泊まる方が現実的です。夏の旅行なので、プールでリゾート気分も味わいたいし、でも気が向いたらカジノもいいかな……、と欲張っていくうち、候補に残ったホテルはひとつだけでした。

海風にさらされて建つホテル 海風にさらされて建つホテル

ホテルの不思議な名称の由来は?

「ソフィテル・マカオ・アット・ポンテ16」は、上記のようなわがままな欲求すべてに応えてくれます。ソフィテルは、フランスのホテルチェーン「アコーホテルズ」の最上級ブランドです。高級ブランドホテルなのに、マカオのソフィテルは比較的安価なのがうれしいところです(通年、一泊1万円代前半)。ホテル名の「ポンテ16」とは、「16号埠頭」の意味。このホテルは、中国本土の珠海市と内港をはさんだ海辺に建っているのです。ホテルの建つ海岸線にはずらりと埠頭が並び、そのうちの16号埠頭が、ホテルのすぐそばにあるというわけです。

オーソドックスでシックなインテリアに安らぎます オーソドックスでシックなインテリアに安らぎます

ホテルライフを楽しむ。街歩きを楽しむ。どちらもご自由に!

泊まってみて、まず何よりもポイントが高いと感じたのは、立地の良さです。マカオ半島観光の基点となるセナド広場まで、徒歩10分ほど。ホテルの外へ出たとたん、ローカルな街並みに踏み出せます。周辺には安くておいしい飲食店がいっぱい。ホテルとセナド広場を結ぶ「亞美打利庇盧大馬路」沿いには、牛乳プリンの有名店「義順」もあります。ホテル内のレストランもいいですが、地元の人々に混じって、気軽にひと休みもできますよ!

ロビーでは花の飾り付けの最中。美しい! ロビーでは花の飾り付けの最中。美しい!

ほどよくゴージャスなロビー、落ち着いた内装の客室

そして、下町情緒あふれる(古くて雑然としているとも言えますが)街なかからホテルに戻れば、ヨーロッパ調の美しい空間が待っています。このギャップは、旅ならではの楽しさです。私は「スーペリアルーム」を予約していましたが、「ラグジュアリールーム」にアップグレードしてもらえました。この二つは、窓からの眺めがちがいます。スーペリアルームはシティービュー、ラグジュアリールームはリバービューです。シティービューはマカオの市街地を、リバービューは内港をはさんで中国本土の珠海を見渡せます。あなたはどちらの風景がお好みでしょうか?

なかなか壮観のリバービュー なかなか壮観のリバービュー

バスルームも広々。総合的に見てお値打ちなホテルです

バスルームのぜいたくな広さにも驚きました。「ここにもう一部屋作れそう」と思ってしまうほど、トイレ・バスタブ・シャワーブースの空間が広いのです。日中、精力的に観光してきても、こんなにゆったりしたバスルームがあれば疲れも癒せますね。滞在中、結局プールやカジノは利用する時間がありませんでしたが、すべての点でバランスのとれたホテルだと感じられました。公共交通機関の少ないマカオでは、自力で歩いて観光できるこのホテルは賢い選択だと思いますよ!

シャワーブース、トイレ、手前にバスタブ。それぞれ独立しています シャワーブース、トイレ、手前にバスタブ。それぞれ独立しています