現地ツアーを選ぶときのポイントは

マレーシア、サバ州のキナバル国立公園を散策してみました。あらかじめ日本の旅行会社にガイドツアーの予約を入れておき、朝ホテルに迎えにきてもらって夕方ホテルまで送り届けてもらう1日ツアーに参加しました。ネットで検索をかけてみると、ボルネオ島を扱う旅行会社は予想以上にたくさんあって迷いましたが、「日本語ガイド」と「土産物屋への立ち寄りなし」ということを選択のポイントに置いて選びました。いつもの旅行では単独自由行動ばかりしているため、自由に動けないことを窮屈に感じるかな?とやや不安でしたが、行ってみると日本語ガイドツアーのよさを実感しました!

「森にはなんでも揃っています」キナバル公園のガイドさんが胸を張る世界遺産の森を散策!(その1) 「森にはなんでも揃っています」キナバル公園のガイドさんが胸を張る世界遺産の森を散策!(その1)

ビジターセンターの展示室はおすすめです

サバ州観光の拠点となるコタキナバルから専用車で2時間、世界遺産に指定されているキナバル国立公園に入ります。まず公園本部のビジターセンターへ。ここの展示室はキナバルの動植物に関する展示品がなかなか充実していて、立ち寄った見学者たちも熱心に見ていました。ここで基本的な知識を頭に入れてから、いよいよ熱帯雨林に入ります。山道を登っていくと暑く感じますが、ビジターセンターがすでに標高1600mの高地にあるため、木陰に入ればすぐ涼しくなるさわやかさです。

優秀なガイドさんに当たれば、ツアーはグッと充実したものに

ネイチャーツアーには、私のように日本語ガイドを雇うことをお勧めします。知識がないままだと、つい身の回りの自然を漠然とした“風景”としてとらえてしまいます。でもガイドさんの目には森はまるで別物に映っているのです。踏みつぶしてしまいそうな小さな植物から、頭上高くに生えていてうっかり気づかず通り過ぎてしまう木の実まで、片っ端から名前を教えて解説してくれますよ。ガイドさんの資質や自分との相性はあるでしょうが、私が当たった人は皆優秀な方ばかりでした。

たとえばこんな知識も身に付きます

日本語ガイドなら、それぞれの植物について、現地での呼び方だけでなく、英語や日本語での呼び方も教えてくれるので、響きのちがいも楽しめます。たとえばピンク色の実が美しい「ノボタンカズラ」は、現地では「マジネラ」というそうです。森での生活に役立つ情報も教えてくれます。熟した「ガソリンフルーツ」の実は、火をつけるとよく燃えるので焚き付けに便利。長くまっすぐな葉が特徴の「パンダナス」は繊維が太く、葉の繊維で帽子を作るといいます。サルスベリの仲間である「トリスタニア」は、剥がれ落ちた樹皮で蚊取り線香を作るということでした。(その2へ続く)