- 松浦紀子
- マレーシア在住。会社員。旅行の乗り継ぎでたまたま寄ったマレーシアに魅了され、渡馬。好奇心旺盛で、興味を持ったものには探究心バリバリ、そして良いと思った物は皆にも伝えたい。ただ今、常夏マレーシア生活を満喫中!
出発エリアをに変更しました。
トンカチで豪快に蟹の甲羅をくだき、かぶりつきます。 ほっぺたがとろけるほどの美味しさです
日本人なら誰しも好物に挙げるのが、蟹!身がぎっしりと詰まった、茹で上げたばかり蟹を、思う存分食べたい!と思う人も多いはず。でもレストランで食べると、ついつい料金が気になってしまいますよね。
実はここ、マレーシアでは一年を通して、蟹を格安で食べることができます。料金は日本の半額以下。値段を気にせず、思いっきり蟹をかぶりつきたいという方に本当にオススメです。口いっぱいに広がる旨さに大満足間違いなし!
決め手はこの茶色のチリース。ぴりっと辛いけど、濃厚な蟹味噌がたっぷり。ソースのお代わりも可能です
マレーシアの蟹は日本の蟹より小ぶりで殻が厚いタイプ。Fatty(太った)Crab(蟹)と呼ばれています。このお店の蟹はグラム単位で注文します。
1人前900グラムを注文するとして、なんとたったの20RM(約680円)で蟹が楽しめるのです。日本で蟹を食べることを考えると、破格の価格ですね。これならお財布を気にして、遠慮しながら食べる必要はありません。
これも物価が安いマレーシアならでは。マレーシアに来て、これを食べなけれ、あなたはそれだけで「損」しています!!といっても過言ではありませんよ。
美味い!安い!と揃えば、もちろん行列は必至の人気店。19時過ぎになると、店内には行列ができるので、早めにお出かけを!
日本のようなゆで蟹もありますが、一番人気は、蟹のチリソース。ゆでた蟹の上にどーんとうま甘辛のソースをかけた料理です。チリソースといっても、通常の赤いソースではなく、たっぷりの蟹味噌を混ぜた茶色いソース。蟹は、ぷりぷりの身がこれでもかとばかりに、ぎっしり詰まっています。殻が厚いので、テーブルに置いてあるハンマーとパンチを上手に使って、殻を叩き割ります。手をべたべたにしながらソースたっぷりの蟹を堪能。誰もが無言になり、ハイスピードで蟹にむしゃぶりつくほどの美味しさです。
こちらも人気メニューの一つ、海老のガーリック炒め。メニューは7品のみ。(蟹、海老のガーリック炒め、サテ−、チキンウィング、炒飯、魚の蒸し焼き、トースト)どれを頼んでも外れがありません
このチリクラブに欠かせないものが、トースト。どのテーブルでも決まってオーダーしています。チリソースまで残さず食べよう!ということで、最後はトーストに余ったソースをつけて頂きます。蟹にトースト!?と思いますが、蟹のうまみと味噌が閉じ込められたソースが、驚くほどトーストに合うのです。ぜひお試しあれ!
場所はクアラルンプールの中心地からタクシーで30分と、少し郊外になりますが、ぜひとも足を伸ばし欲しい、オススメのレストランです。
■Fatty Crab
住所:No.2, Jalan SS24/13, Taman Megah, 47301, Petaling Jaya
行き方:(1)クアラルンプール中心街からタクシーで30分 15RM程度(約510円)
(2)LRT「Taman Bahagia駅」からタクシーで5分 2RM(約70円)
※帰りのタクシーはお店に頼めば、読んでくれます。
料金:Fatty Crab 900グラム 20RM(約680円)
海老のガーリック炒め 48RM(約1600(約60円)
炒飯 1人前 4RM(約135円)
予算の目安:50RM(約1700円)
※毎週日曜日の夜には、お店の目の前の路上で、ナイトマーケットが開かれいます。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/12/25)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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