マレーシアで見つけるインドのカレー粉

アジアを旅して楽しみなのは、食材探しです。インスタントラーメンを筆頭に、ビーフン、乾麺、黒酢に紹興酒、花山椒や八角などの食材や調味料を必ず買ってきています。今回の旅先はマレーシアのクアラルンプール。マレーシアはマレー人、中国人、インド人が暮らす多民族国家です。スーパーに行けば、食材もそれぞれ揃っています。今回購入して、本格的に使ってみようと思ったのが、本場インドのカレー粉です。その昔、カレーは各種香辛料をインド人が自前で調合し、作っていました。しかしイギリス人には調合の仕方が難しく、考案されたのがいく種類かのスパイスがあらかじめミックスされているカレー粉でした。カレー粉は、日本に入るとさらに独自に進化しました。今や日本では国民食となったカレーライスですが、実はカレー粉は、インドから直接入ったのではなく、イギリス経由だったのです。

これが本場のインドカレー粉 これが本場のインドカレー粉

クアラルンプールのスーパーで見つけたインドカレー

クアラルンプールのスーパーには、もちろんインド料理用の食材コーナーがあります。ここで見つけたのが、Curry Masala Powderです。200グラム入りで120円程度です。そして全粒粉のチャパティー粉。インド料理の主食はナンだと思われているかもしれませんが、実はインドでは、同じパン地でも、チャパティーのほうをよく食べるのです。しかもフライパンでパンケーキを焼くのと同じ要領で簡単にできます。僕はかつてインドのゲストハウスでアルバイトをしていた時、そこのコックが実に簡単にインドカレーを作るのを見て、「煮込むカレー」の概念が吹き飛んだことがあります。このカレー粉を使えば、出来上がりまで20分ほどだと商品説明には記してありました。これらにチリパウダーを買い足すだけで、インドカレーセットになるのでした。計500円ほどです。もちろん日本でも買えますが、値段が現地よりずいぶん高くなってしまいます。

本格的チキンカレーを、簡単に作ってみました

帰国して、友人宅にお呼ばれした時、さっそく買ったカレー粉で本格的チキンカレーを作ってみました。まずはチャパティーの粉にマーガリンを一さじ投入。水を食えつつ、木べらでこねていきます。ほどよいまとまりができたところで、手の平で抑え込むように十分こねます。これを丸めて、しばらく寝かします。次にカレーです。ニンニクとショウガをみじん切りにして、たっぷりの油で炒めつつ、そこに買ってきたカレーパウダーを投入、続けてチキンを加えます。ある程度炒めたら、水を入れ、味付けは塩のみで調整します。まろやかにするためにヨーグルトを足し、最後にチリパウダーを振りかけて20分ほど煮込めば完成です。チャパティーは薄めに伸ばして、油を引かずにフライパンで焼くだけです。

健康にもいい本格的インドカレー

このカレーのいいところは、カロリーが大幅に減ることです。日本のカレー粉は、油や小麦粉を使っており、100グラム当たり400キロカロリーを超えています(最近はカロリーの低い商品も出ていますが)。カレーパウダーを使用すればカロリーはほぼゼロですし、油を大目に使っても、大したことがありません。実は健康にもいいんですね。このチキンカレー、友人にも大好評で、いまや僕の得意料理になっています。材料は大根でもオクラでも、カリフラワーでもナスでもなんでもいけます。