セールでなければ買わない? マレーシア人

いつも何かのバーゲンセールをしている印象があるマレーシア。「安くなっていなかったら、誰も買わないわよ」と、地元の友人は言います。恒例のセール時期は年3回で、マレーシアのF1グランプリに合わせて開催される「グランプリ・セール」が3月、「メガ・セール・カーニバル」が6月〜8月、「年末セール」が11月〜1月ごろです。そしてこれに、マレー系なら「ハリ・ラヤ」(断食明け大祭)、華人(中国系マレーシア人)なら中国正月、インド系なら「ディーパヴァリ」(ヒンドゥー教の祭日)などの一大イベントに合わせてセールが行なわれるので、場所を変えれば年中バーゲンが開催されているような感じがあるわけです。

2016年バーゲン特集〜マレーシアでは中国正月が狙い目(前篇) 2016年バーゲン特集〜マレーシアでは中国正月が狙い目(前篇)

2016年の中国正月は2月8・9日

さて2016年は、1月の初めごろならまだ「年末セール」が開催中です。マレーシアでは、それぞれの民族や宗教の祭日の方の存在感が大きいので、西暦の新年はとてもあっさり、元日が祝日でお休みになるだけなのですが、この後、華人にとっては一年で最大の催しである中国正月(旧正月)が2月8・9日に控えているので、ひと月前くらいから盛り上がっているはずです。縁起のいいことを重要視する中国系の人たちだけに、いったいどこに着ていくのだろうと思うような鮮やかな赤の服(下着も)や、赤と金色でおめでたさ爆発という感じのお正月用のお飾りなど、町なかがぱっと華やかになるのもこのころです。

狙い目は、衣料品や服飾小物

お正月には晴れ着を着て、親族や近しい友人を訪問する習わしがあるので、中国正月前には、ちょっとしたお出かけ着が店頭に並びます。かばんや靴、ベルトなど、服飾小物も安いので、この時期にまとめ買いする人もいるそう。「お正月」とはいえ、首都クアラルンプールの1月の気温は25〜33℃ですから、日本では夏の気候です。半年くらい前倒しになりますが、夏向きの衣類を買うのにいい時期かもしれません。たとえば、カットのきれいなブラウス(女性用)が、定価119リンギ(約3338円)のところ、この時期なら36リンギ(約1010円)ぐらいまで下がったりしますので、お買い得なのはまちがいありません。(後篇に続く)