海外旅行中に水族館へ?!

マレーシアの首都クアラルンプールにある水族館、「KLCC水族館」へ行ってみましょう。日本各地にも水族館はたくさんありますから、「今さら海外旅行中に行かなくても……」と思うかもしれませんね。実は私もちょっとそう思っていましたが、クアラルンプールの蒸し暑さにすっかり参ってしまい、涼しい観光場所を求めて、足を向けてみました。行ってみると、予想以上に楽しい時間を過ごせました。

クアラルンプールのKLCC水族館は“こぢんまり型”アクアリウム クアラルンプールのKLCC水族館は“こぢんまり型”アクアリウム

蒸し暑さを避けて地下通路でアクセス

アクセスには、ペトロナス・ツインタワーの地下から連絡通路を通っていくのがお勧めです。なにしろ涼しいので快適、そして通路には水族館やマレーシアのお土産ショップが軒を連ねているので、それを見ながらのんびり歩くのは観光気分たっぷり。私もついつい絵はがきやスノードームなどを買ってしまいました。進んで行くうち、だんだんと海の底を行くような気持ちが高まってきます。ぶらぶら10分ほど歩くと「aquaria KLCC」の入り口に着きます。入場料は大人50リンギットですが、ホームページをチェックすると、頻繁にプロモーション価格を提供しているそうです。

さほど大きくない水族館なのに、90mの水中トンネルが!

飼育されているのはサメ、マンタ、ナポレオンフィッシュなどの大型魚類や美しい熱帯魚を始めとして、カエルやカメレオンなどの生き物も。最大の目玉は全長90mの水中トンネルです。動く歩道に乗って、アクアリウム内をゆっくりと通っていきます。国内にも水中トンネルを通る水族館はありますが、90mはなかなかできない体験ですよ(しながわ水族館のトンネルも22mです)!

最も興味ある“生き物”は、やっぱり人間

とはいえ、私は生き物が好きでこのような施設にしばしば行くため、ここの施設自体にはさほど目新しさを感じませんでした。私がもっとも印象に残ったのは、むしろマレーシア人の親子やカップルなどの“入場者”のほうでした。皆さん本当に楽しそうに、水の生き物を眺めています。とくに、大きな目をいっぱいに見開いて、水中トンネルで大型魚類を見上げる子供たちのかわいいこと! 魚よりも子供にカメラを向けたくなりました。

リラックスした市民に交じって歩けます

水族館の隣には広々としたKLCC公園があり、地元の人々の憩いの場となっています。噴水広場では大人も子供もびしょぬれになるのもかまわず水と戯れ、木陰の芝生では家族が記念写真撮影。そんなリラックスした公園を歩いていると、自分が外国人旅行者であることを一瞬忘れてしまいそうになります。水族館は、休日には混んでいますが、都会のオアシスの雰囲気を味わいたければ、平日よりむしろ楽しめますよ。隣のKLCC公園とセットでどうぞ!