空港から直行、世界遺産のマラッカへ

東南アジアのハブ空港として利用者も多い、マレーシアのクアラルンプール国際空港(KLIA)。格安旅行に欠かせないエアアジアを利用すると、ここにあるKLIA2(LCC専用ターミナル)からマレーシア国内外へ乗り継ぐ方も多いのではないでしょうか。もしあなたが初クアラルンプール(以下KL)なら、素直に市内観光をするのが王道かとは思いますが、今回は、市内に出ずに空港発着で楽む、世界遺産の古都マラッカへの日帰り観光を紹介したいと思います。乗り継ぎ便が複数選べる場合、なるべくトランジット時間の短い便を選びがちですが、あえて乗り継ぎ時間の長いフライトを選んで(12時間あると安心)、プラスワンの観光を旅程に組み込んでみましょう! KL観光が一番の目的の場合でも、マレーシア周遊旅行を計画中の方でも、初日(もしくは最終日)の空港利用の際にマラッカへ直行することで、時間もお金も節約できます。是非、参考にしてみてくださいね。

KLIAエキスプレスの値上げで高〜い、KL市内行き

空港から、KL市内への一般的な行き方は、タクシー、KLIAエキスプレス(列車)、バスの3通りの方法があります。約30分で空港と市内を結ぶKLIAエキスプレスは、2016年の値上げ(片道RM35/約980円からRM55/約1540円に)により、快適な移動の魅力が半減してしまいました。これなら2人以上いれば、タクシーの方が安くなる料金設定です。バスはRM12(約336円)と格安ですが、片道1時間〜1時間半と時間がかかるのが難点。このため(初めてのKLではない場合は特に)、トランジットを利用して市内へ出るのをためらう方も少なくありません。とはいえ、長時間トランジット時間があるのに空港でブラブラというのも、勿体ない気がしますよね。そこで、おすすめしたいのが、空港から片道2時間の直行バスで行く、マラッカ観光なんです。せっかくの南国、マレーシア。トランジットを利用して、お得に古都の観光も楽しんでしまいましょう。

半日で回れる、世界遺産のマラッカ観光

マラッカは、2008年7月にペナン島のジョージタウンと共にマレーシアで初めて世界遺産登録の地となった古都です。マラッカ王国が繁栄したのち、400年にわたるポルトガル、オランダ、イギリスといったヨーロッパ諸国の植民地支配の影響を受け、マレー文化と融合した独自の文化が根付きました。オランダ広場をはじめとする、ヨーロッパ様式の歴史的な建造物や、中国とマレー文化が融合(プラナカン文化)した独特な街並みが見どころです。昼食には、ニョニャ(プラナカン)料理、または、マラッカ名物のチキンライスボールを楽しみましょう。街は徒歩や自転車で簡単に回れるサイズで、半日あれば十分に観光できますよ。

オランダ広場。バスターミナルからのローカルバスは、ここで停車します。 オランダ広場。バスターミナルからのローカルバスは、ここで停車します。

モデルプランは後編で

マラッカへは、KL市内のTBSバスターミナルから頻繁にバスが出ているので、日帰り、または1泊2日で訪れるのが一般的です。空港からは本数が少ないものの、おおむね1時間に1本(バスが出ない時間帯もあるので要注意)運行されています。このバスを利用すれば、わざわざKL市内に出る必要はありません。そこで東京発KL早朝到着便利用の『空港直行、マラッカ日帰り旅行モデルプラン』を組んでみました。(後編に続く)

*Bus Online Ticket.com(http://www.busonlineticket.com/)にて旅行日のタイムスケジュールを確認しておきましょう。