page top

出発エリアをに変更しました。

海外旅行の検索・比較サイト|エイビーロード
AB-ROAD
モンゴル・ウランバートル・お酒・バーの現地ガイド記事
RSS

海外現地発ガイド通信

天高く馬肥ゆる秋・騎馬民族自慢の健康ドリンク「馬乳酒」がうまい


掲載日:2008/09/26 テーマ:お酒・バー 行き先: モンゴル / ウランバートル

タグ: おいしい 地酒


栄養バランス抜群!草原の恵みでスカッと爽やか

モンゴル人の食生活に欠かせない馬乳酒。攪拌が味の決め手のひとつで、一日に何千回もかき回します。馬乳酒を造っている家を訪問した人は誰でも攪拌の手伝いをするのがマナーです モンゴル人の食生活に欠かせない馬乳酒。攪拌が味の決め手のひとつで、一日に何千回もかき回します。馬乳酒を造っている家を訪問した人は誰でも攪拌の手伝いをするのがマナーです

モンゴル人の主食は「羊肉」とよく言われます。確かにモンゴル料理に羊肉は欠かせません。とはいえ、冷蔵庫を持たない遊牧生活では、夏の暑い時期に生肉を料理に使う贅沢は、特別なお客様のもてなしや結婚式などの祝宴などのみ。長く厳しい冬の間は、肉中心の食事。夏から秋の間は、乳製品でたっぷりのミネラルとビタミンを取って、肉食生活で疲れた胃腸を癒す。1年間で食事バランスを取るゆったりとしたスローフードライフ。特に馬乳酒は栄養バランスがよく、カラッとした内陸性の気候にぴったりなヘルシードリンクなのです。

馬の乳搾りは2-3時間おき。恋が芽生えることもある

馬の乳搾り。母馬の近くに子馬を寄り添わせて安心させながら、リズミカルに搾ります 馬の乳搾り。母馬の近くに子馬を寄り添わせて安心させながら、リズミカルに搾ります

馬の乳搾りは、大抵、2人1組で行います。子馬に少し乳を吸わせて、乳の出をよくしてから、頃合をみはからって引き離し、母親の近くに子馬を寄り添わせておく役と、乳搾り役。一回の搾乳量は少ないのですが2-3時間おきに乳が張るため、母馬たちは、ゼルという子馬繋ぎ場に自主的に戻ってきます。子馬といえども力は強いので、子馬を扱うのは大抵、男性。乳搾りが女性の役目。そんなわけで馬の乳搾りは草原のロマンスを生むきっかけになったりします。

滋養に満ちた馬乳パワーで体を隅々まで癒す

手作りの木製樽で攪拌・熟成させます。美味しい馬乳酒を造っているゲルは甘酸っぱい発酵の香りが漂っています 手作りの木製樽で攪拌・熟成させます。美味しい馬乳酒を造っているゲルは甘酸っぱい発酵の香りが漂っています

100%ナチュラルな草原のハーブを食べる元気な母馬たちから授かる生乳を、1日に何千回も攪拌して乳酸発酵、アルコール発酵させて作る馬乳酒は、体力回復、腸内老廃物や脂肪の排出に効果テキメン。ホルモンバランスを整え、美白効果やダイエットも期待できる優れもの。代々から伝わる酵母によって作られるので、地方や家庭によっても味は様々。特に美味しいといわれるのは、ドンドゴビ、ウブルハンガイ、ボルガンの3県。6-10月には、専門の医師が草原の「馬乳酒療養所」で肺病や婦人病などの患者の治療に当たります。

都会でも馬乳酒を味わえる「馬乳酒スタンド」

ウランバートルの街のあちこちにたつ、「馬乳酒スタンド」。名産地のボルガンアイマグサイハンソムの産地直送の馬乳酒が大人気です ウランバートルの街のあちこちにたつ、「馬乳酒スタンド」。名産地のボルガンアイマグサイハンソムの産地直送の馬乳酒が大人気です

馬乳酒は草原で飲むのが最高ですが、モンゴル人の大好きなヘルシードリンクは、都会でも味わうことができます。街のあちこちにモンゴルゲルやテントで期間限定の「馬乳酒スタンド」が出没。どんぶり1杯が約90円前後、1リットルが150-200円とお手軽値段。発酵の度合いによってアルコール分は3-10%くらい。甘酸っぱく、すっきりとした喉越しで飲みやすいので、モンゴル人の中には1時間で3-5リットルを平気で飲む人も。ほろ酔い気分で和気あいあいと楽しめる小さなビアガーデン「馬乳酒スタンド」をぜひお試しあれ。

【関連情報】

白馬の馬乳は最高品質とのこと。白い雌馬だけを飼育している遊牧民もいます 白馬の馬乳は最高品質とのこと。白い雌馬だけを飼育している遊牧民もいます

■馬乳酒はモンゴル国では「アイラグ」と言います。飲みなれないうちは、下痢気味になりますが、体内の老廃物を出し、体内バランスを調整する過程なので、下痢止めなどで無理に対処する必要はありません。黄色人種は、乳成分の分解酵素が白人に比べて少ないため、モンゴル人でも下痢する人もいます。よいアイラグは、ほんのりとした甘さと酸味があります。
馬乳は牛乳などよりも粒子がきめ細かく肌に浸透する特性があるので、個人差はありますが、直接肌につけて寝ると、翌朝は肌がピチピチのツルツル。日焼けのほてりも抑えられます。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/09/26)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて

 

キーワードで記事検索

検索