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海外現地発ガイド通信

躍進の街ウランバートルを見渡そう。ザイサンの丘展望台


掲載日:2008/09/30 テーマ:歴史 行き先: モンゴル / ウランバートル

タグ: すごい! 絶景


ウランバートル市を展望する定番スポット

麓から階段を登ると息があがりますが、展望台で風を受ける気分は最高!ところどころに休憩用のベンチが設置されています 麓から階段を登ると息があがりますが、展望台で風を受ける気分は最高!ところどころに休憩用のベンチが設置されています

ウランバートル市の中心・スフバートル市からまっすぐ南に3kmいったところに、旅行者の定番展望スポット・ザイサンの丘があります。
1939年にモンゴル東の国境付近で起きた紛争、「ハルハ川戦争」(日本では「ノモンハン事件」)のモンゴル人民義勇軍の友軍となったソ連兵たちを記念して1971年に建てられた記念碑が目印です。
麓には、ハルハ川戦争で軍の指揮をとったジューコフ将軍率いる戦車隊が、第二次世界大戦でベルリン陥落した時に使った戦車のモニュメントがあります。

社会主義時代を今に伝えるモザイク壁画

展望台の中心には、永遠の繁栄を象徴する点火台がすえられています。普段は市民の憩いの場、若者達のデートスポットでもあります 展望台の中心には、永遠の繁栄を象徴する点火台がすえられています。普段は市民の憩いの場、若者達のデートスポットでもあります

丘の上にある展望台には、ソ連兵士を讃える記念碑があり、戦勝記念日などにタイマツを灯す点火台があります。
展望台をぐるりと取り囲むモザイク壁画は、「トルガ」というモンゴル伝統のかまどをモチーフにしています。
社会主義時代につくられたソ連・モンゴルの友好の歴史を現すモザイク画は、社会主義革命、日本帝国軍、ナチスドイツを共に闘い、倒した勝利の図、平和、宇宙飛行士などが描かれた貴重な歴史的遺物です。

過去の歴史をのりこえて、今、平和に感謝する

踏みにじられた日章旗。でも詳細を見ると当時、ハルハ川戦争で戦った日本軍のものではありません。あくまでもイメージとして1970年冷戦時代につくられた印象であります 踏みにじられた日章旗。でも詳細を見ると当時、ハルハ川戦争で戦った日本軍のものではありません。あくまでもイメージとして1970年冷戦時代につくられた印象であります

日本人旅行者がこの地を訪れたとき、多少のきまずさを覚えるのは、踏みにじられた日章旗。でも、このモザイク壁画は過去に国境紛争で短期間に膨大な数の戦死傷者を出したハルハ川戦争以降、冷戦時代を通じての社会主義時代のモンゴルのイメージであり、現在のモンゴル国は大の親日国です。現地のガイドにとって、日本とモンゴルの歴史をお互いに気まずい思いをせずに説明できるかどうかが、腕の見せ所。
とはいえ、この丘でモンゴルの人と一緒に、さわやかな風に吹かれてウランバートルを一望するとき、平和な今に感謝するのです。

ウランバートル市のランドマーク

どんどん大きく成長しているウランバートル。高級住宅街や高層マンションの建設なども盛んに行われていて、定点観測にも最高の場 どんどん大きく成長しているウランバートル。高級住宅街や高層マンションの建設なども盛んに行われていて、定点観測にも最高の場

ウランバートル市民にとってもザイサンの丘は特別な場所です。
初デート、高校や大学の卒業式、結婚式など人生の節目、節目にこの丘に登ります。
結婚式を終えた新婚カップルや式の出席者たちがこの展望台で記念写真をとるのが定番。
大安吉日や初夏の5月から6月頃の卒業シーズンには、大挙して若者達が訪れます。
国内外の旅行者にとっても、この丘は定番スポット。四季折々にみせる顔、そしてどんどん発展をとげ、様相を変えているウランバートルを見渡せる最高の展望スポットです。

【関連情報】

ザイサンの丘のシンボル。ソ連兵士の像。展望台の麓からの階段は600段。ちょっとした運動にもなります ザイサンの丘のシンボル。ソ連兵士の像。展望台の麓からの階段は600段。ちょっとした運動にもなります

■ザイサンの丘
アクセス 市内バス「ザイサン」行き(400トゥグルグ)で終点・ザイサンで下車。
車で行く場合は、戦車像のある駐車場は200トゥグルグ。中腹の駐車場は500トゥグルグ。
日没後はライトアップされ、雰囲気満点ですが、人里離れた場所なので、治安面の不安も多少ありますから、単独で訪れるのは危険かもしれません。
中腹の駐車場から展望台へあがる階段でお土産の露天商などがいます。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/09/30)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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