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海外現地発ガイド通信

執念のエコツアー「お見合いツアー」で絶滅寸前のゴビグマを救え!


掲載日:2009/04/14 テーマ:動物 行き先: モンゴル / ウランバートル

タグ: 公園 珍しい 動物


ゴビクマが生息する保護区「グレートゴビ国立公園」

国立公園内に設置したゴビグマの給餌ポイントで餌を補給するグレートゴビ国立公園のレンジャーたち。つねに予算不足のため、ゴビグマ保護ツアーが貴重なパトロールと給餌活動の資金源と移動手段を提供している 国立公園内に設置したゴビグマの給餌ポイントで餌を補給するグレートゴビ国立公園のレンジャーたち。つねに予算不足のため、ゴビグマ保護ツアーが貴重なパトロールと給餌活動の資金源と移動手段を提供している

広大なモンゴル国の中でも最大の44,000キロ平方メートル、広大な面積を誇る「グレートゴビ国立公園」。モンゴル西南部の3県にまたがっています。アルタイ山脈とゴビ砂漠の果てしなく続く広漠とした大地には、生態が謎に包まれた絶滅危惧種の野生動物が数多く生息しています。世界でもこの地域の砂漠にのみ生息するゴビグマを始めとし、野生のフタコブラクダ「ハブトガイ」、モウコノロバ、サイガ、ユキヒョウなど貴重な動物や砂漠地帯の生態系を保護する国立公園のレンジャーのパトロールをサポートする冒険ツアーをご紹介します。

謎に包まれた砂漠に棲むゴビグマ

給餌ポイントで確認された貴重なゴビグマの画像。非常に警戒心が強く1km離れたところから観測していた保護ツアーのメンバーのシャッターの音に驚いてあたふたと逃げていった 給餌ポイントで確認された貴重なゴビグマの画像。非常に警戒心が強く1km離れたところから観測していた保護ツアーのメンバーのシャッターの音に驚いてあたふたと逃げていった

大型哺乳動物は、野生の個体数が100頭未満で「絶滅寸前」とみなされ、保護活動も細心の注意が必要です。ゴビグマは最近5年間で生息が確認された個体数は、わずか30頭前後。4年ほど前に子供連れの母熊の足跡が確認されましたが、ここ数年の旱魃で生存が危ぶまれています。ゴビグマはヒグマより小柄で性格もおとなしく、植物の実や根っこや動物の死骸などを食べる雑食性です。体長は150〜170cm、体重は90〜120kg。長野県よりも広い大地では、オスとメスが出会うことすら奇蹟的。カップル誕生に繁殖の成功がかかっています。

ゴビグマ保護の取り組みをサポートしてください!

まるで人間の子供そっくりのゴビグマの足跡。個体数が圧倒的に少ないため、糞や足跡なども貴重な生息の証拠資料となる まるで人間の子供そっくりのゴビグマの足跡。個体数が圧倒的に少ないため、糞や足跡なども貴重な生息の証拠資料となる

広漠なゴビ砂漠に生息する謎に包まれたゴビグマ。世界的な動物保護機関は、あまりの個体数の少なさに、「迂闊な手出しは絶滅につながる」と及び腰。あきらめきれないのが国立公園の動物学者やレンジャー、モンゴルエコツーリズム関係者たち。手をこまねいているわけにはいかない!と自らの資金や労力を出し合い、独自ルートで協力者を募りながら、ゴビグマに衛星発信機をつけての調査や、餌付けなどを試験的に行っています。野生生物の保護と同時に環境保全や地元の人たちの協力を得るためにもエコツアーが一役買っています。

ユニークな「ゴビグマお見合いツアー」

給餌ポイントに現れたゴビグマを観察中の「お見合い給餌ツアー」の「仲人ツーリスト」とレンジャーたち。動物の生態を知り尽くしたレンジャーが同行してくれる究極の冒険型エコツアーに大満足でした 給餌ポイントに現れたゴビグマを観察中の「お見合い給餌ツアー」の「仲人ツーリスト」とレンジャーたち。動物の生態を知り尽くしたレンジャーが同行してくれる究極の冒険型エコツアーに大満足でした

ゴビグマ保護活動に世界で一番熱心な旅行会社が「エクスポローラーモンゴリア」。社長は元環境省の役人で、ドイツの大学でエコツーリズムを専攻し、ゴビグマ保護に青春の全てをささげているモンゴル随一のエコツアーのエキスパートです。ゴビグマの冬眠前後の3〜5月と9〜11月に各3週間ずつの「お見合い給餌ツアー」を毎年行っています。オス・メスそれぞれの生息地から餌で誘導して出会いの場をお膳立てしながら、ゴビ砂漠の生態系や遊牧民の生活を体験できるユニークなツアー。収益全額が野生生物の保護活動に使われるという採算度外視のチャレンジツアーです。

【関連情報】

給餌ポイントにやってきたゴビグマ。冬眠前後は食欲旺盛で比較的警戒心も少ないので、夢中で餌をむさぼるユーモラスな姿を双眼鏡でたっぷり堪能できるチャンスがあります 給餌ポイントにやってきたゴビグマ。冬眠前後は食欲旺盛で比較的警戒心も少ないので、夢中で餌をむさぼるユーモラスな姿を双眼鏡でたっぷり堪能できるチャンスがあります

■ゴビグマお見合いサポートツアーのお問い合わせ先
エクスプローラーモンゴリア(Explore Mongolia)
HP URL:http://www.explore.in.mn
Tel/Fax:976-11-318099
E-mail:boum@explore.in.mn(ドイツ語・英語可)
「ゴビグマお見合い仲人ツアー10日間」旅費(モンゴル国内のみ) US$1800(4名グループで1人あたり・交通費・食事宿泊費・通訳ガイド・同行レンジャーガイド・国境警備隊許可手続き料・国立公園入場料込み。収益は全て野生生物保護活動に使われています。)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/04/14)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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