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海外現地発ガイド通信

夏とともに去りぬ 鳥よさらば、また会う日まで


掲載日:2009/09/22 テーマ:大自然 行き先: モンゴル / ウランバートル

タグ: 大自然 動物


短い夏に渡り鳥が集う高原 モンゴルの大草原がゆりかごです。

7月下旬。生後2ヶ月足らずの雛を引き連れて草原を歩くアネハヅル。あと1ヶ月ほどで雛鳥も親と一緒にインド亜大陸を目指してヒマラヤ越えにチャレンジです。 7月下旬。生後2ヶ月足らずの雛を引き連れて草原を歩くアネハヅル。あと1ヶ月ほどで雛鳥も親と一緒にインド亜大陸を目指してヒマラヤ越えにチャレンジです。

モンゴル高原で夏を過ごす渡り鳥は、400種を超えます。日本では当たり前に見かける鳥が、「え、渡り鳥だったの?」ということもあり、空を見上げるとき、いろいろな発見があるのです。カモメやカラスも渡りをするってご存知でしたか?北極から南極までを移動する「キョクアジサシ」という鳥や、ヒマラヤ山脈を越えて渡ってくるアネハヅルといった珍しいツルの仲間もモンゴルの短い夏にめがけて集まってくるのです。アネハヅルは毎年5月ごろにやってきます。

モンゴルのヘソ?夏鳥の楽園・ウギー湖がおすすめ

皇太子殿下がお泊りになられたというゲル。調度品なども特別制でモンゴルの生活文化の芸術的な手彫り作品などが飾られていました。 皇太子殿下がお泊りになられたというゲル。調度品なども特別制でモンゴルの生活文化の芸術的な手彫り作品などが飾られていました。

日本の皇太子殿下や秋篠宮殿下ご夫妻もご訪問なさったウギー湖は、モンゴルでも有数のバードウォッチングポイント。 モンゴルの真ん中、アルハンガイ県の大草原にポツンとある淡水湖です。日本政府の無償援助プロジェクトで自然観察ポイントや環境教育情報センターなども作られ、宿泊施設も温水シャワーや水洗トイレも完備された快適なツーリストキャンプがぐるりと湖畔に点在しているので、安心して自然観察を堪能できます。食事も湖で採れたピチピチのイトウやカワカマス、マスの仲間など癖のない上品な味の魚料理は絶品です。

季節ごとに様々な鳥を観察できるお得ポイント!

ウギー湖で獲れたピチピチのマスのフライ。淡白な味で日本から持参した醤油を一たらししたら、ヤミツキの美味しさです。 ウギー湖で獲れたピチピチのマスのフライ。淡白な味で日本から持参した醤油を一たらししたら、ヤミツキの美味しさです。

ウギー湖がバードウォッチングの人気サイトになっているわけは、観察できるベストシーズンが長く、かつシーズンごとに様々な種類を見ることができるから。5月中旬から6月中旬、8月末から9月中旬には、シベリアを渡る鳥たちの中継ポイントになっているので、モンゴルを訪れる鳥のほとんどの種類を観察を堪能できるのです。 年々、湖の水量が減ってきているのが悩みのタネですが、周辺住民と共に環境保全活動への取組みも進められています。世界的に貴重な湿地帯や湖沼を保護するラムサール条約にも加盟 しています。

モンゴル人に愛される渡り鳥たち

アネハヅルの大群。フレームにおさまりきらないほど、何万羽もの群が南を目指して飛んでいきます。 アネハヅルの大群。フレームにおさまりきらないほど、何万羽もの群が南を目指して飛んでいきます。

モンゴル人に人気のある懐メロの代表曲に「渡り鳥(アイニーショボー)」という歌があります。覚えやすい歌詞で日本からの旅行客の方が「モンゴルの歌を覚えたい」といったとき、真っ先に薦められる曲です。「愛しい君の声に似ている渡り鳥が鳴いている・・・」といった歌詞です。遠く離れて暮らす恋人を懐かしみ、必ずいつか再会することを信じて、渡り鳥の群を見送る歌です。春と共にやってきて、過ぎ去る夏と共にまた、どこへともなく美しい編隊を組んで去っていく渡り鳥。せつなさと愛しさを感じながら遊牧民は彼らを見送ります。

【関連情報】

日本では野生ではみることができないインドガンの群。目尻にピッとはいった黒い横線が目印です。 日本では野生ではみることができないインドガンの群。目尻にピッとはいった黒い横線が目印です。

■ウギー湖への行き方
所在地:アルハンガイ県ウギーノールソム
アクセス;定期便などは通っていないので、車をチャーターする必要があります。
お勧めルート;ウランバートル−エルデネタサルハイ(砂丘に隣接する美しい湿地帯)−ハルホリン−ウギー湖−ウランバートル

バードウォッチングツアー・ウギー湖ツアーのお問合せ・手配;モンゴルホライズン社
E-mail;snd48644@nifty.com(日本語可)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/09/22)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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