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ミャンマー・インレー湖(ヘーホー)・大自然の現地ガイド記事
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海外現地発ガイド通信

雨季のインレー湖はトマト栽培が最盛期。集積場に山積みになったトマトがフォトジェニック


水上コテージに泊まり、自然と少数民族文化を楽むインレー湖

インレー湖には水上コテージ、水上パゴダ、浮畑……。なんだって水の上にある インレー湖には水上コテージ、水上パゴダ、浮畑……。なんだって水の上にある

ミャンマーで最も人気が高いリゾートは、実はビーチではなく湖にあります。ミャンマー東部に位置するシャン州のインレー湖がそれ。インレー湖は世界でも数少ない、太古の昔から存在する古代湖で、固有の魚介類や鳥類がたくさん生息しており、ユネスコのエコパークにも登録されています。毎年大勢押し寄せる観光客たちは湖上に浮かぶように建つ水上コテージに泊まり、こうした自然や雄大な景色を堪能するとともに、このエリアに住む様々な少数民族の文化を楽しむことができます。

片足で舟を漕ぐインダー族はトマト栽培でも有名

両手の自由が利き漁がしやすいというのが片足で舟を漕ぐ理由らしい。近年は漁からトマト栽培へと転業する家庭が増えてきている 両手の自由が利き漁がしやすいというのが片足で舟を漕ぐ理由らしい。近年は漁からトマト栽培へと転業する家庭が増えてきている

インレー湖周辺にはシャン族やパオ族などが居住していますが、なんといっても目を引くのは水上家屋に暮らし、片足漕ぎで漁をする「水の民」インダー族ではないでしょうか。水の民というと漁だけで暮らしていると思われがちですが、インダー族は浮畑を使ったトマト栽培でも有名で、最大都市ヤンゴンで流通するトマトの多くはインレー産といわれているほど。浮畑は浮き草を積みあげて造るため、トマト栽培が始まる5月前後にインレー湖を訪れると、多くのインダー族が片足で舟を漕ぎながら湖中の藻をすくいあげている光景に出会います。

一面のトマトの山は、この時期ならではの“絶景”

卸売商店で熟成度や品質によって分けて山積みになったトマト。ここで木箱に詰め、ヤンゴンなどの大都市へ送る 卸売商店で熟成度や品質によって分けて山積みになったトマト。ここで木箱に詰め、ヤンゴンなどの大都市へ送る

トマト栽培の最盛期は6月から8月にかけて。この時期のインレー湖はトマトを山積みにしたボートが湖を行き交い、実にインスタ映えする光景が広がります。集積場となるのは観光ボートも出発するニャウンシュエですが、卸売商店の店内いっぱいに熟成度合いで仕分けた赤いトマト、オレンジのトマト、緑のトマトの山がいくつもそびえ、こちらも思わずカメラを向けたくなる絶景(?)です。卸売商店が多いのは、水路沿い東岸の船着場を少し南へ下ったパラミ通り周辺。撮影したい場合はお店の人に断って、作業の邪魔にならないよう撮らせてもらいましょう。

展望台からなら列を成す浮畑が一望のもと!

展望台は簡素な造りで、けっして上りやすいとはいいがたい。よじ登れる服装でどうぞ 展望台は簡素な造りで、けっして上りやすいとはいいがたい。よじ登れる服装でどうぞ

トマト栽培の浮畑は見た目の珍しさもあって旅行者には人気の被写体ですが、湖でもトマト畑が最も大規模に広がるケーラー村エリアの湖上に、昨年から展望台が登場しています。ケーラー村への水路の入口に建つ竹で造った2階建ての建物で、上部からは左右に広がる浮畑の畝(うね)が遠くまで見晴らせます。入場料は2000チャット(約160円)で、登っているのを周辺の誰かが見つけると料金を徴収しに来るというのどかなシステムです。ミャンマーでも昨今はインスタブームですから、絶好の自撮りポイントとして人気が出始めています。

産地だけにトマト料理が郷土の味。ぜひ食べてみて。

グリーントマトを使うインダー風のトマトサラダは、別名「翡翠トマトのサラダ」 グリーントマトを使うインダー風のトマトサラダは、別名「翡翠トマトのサラダ」

浮畑を堪能した後は、代表的ミャンマー料理のひとつであるトマトサラダを食べるのもお忘れなく。トマトスライスに玉ネギ、豆粉、砕きピーナッツ、ピーナッツ油などを混ぜたもので、サラダというより和え物と言った方が近いかもしれません。このトマトサラダを熟れる前の緑色のトマトで作るのがインダー風で、インレー湖周辺のレストランではたいていメニューにあります。トマトの集積場と浮畑を望む展望台で写真を撮り、グリーントマトのサラダを食べる。これが、5月から8月にかけての雨季にインレー湖を訪れる人だけの楽しみなのです。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/03/18)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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