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ミャンマー・インレー湖(ヘーホー)・遺跡の現地ガイド記事
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海外現地発ガイド通信

ミャンマー随一のインスタ映えポイント。パオ族の聖地・カックー遺跡


拠点となるのはインレー湖畔の町ニャウンシュエ

おすすめ撮影ポイントは、境内へ入る手前の右手奥。池を挟めば、“逆さカックー遺跡”を入れて撮ることができる おすすめ撮影ポイントは、境内へ入る手前の右手奥。池を挟めば、“逆さカックー遺跡”を入れて撮ることができる

ここ数年、日本人観光客が一気に増えているスポットが、シャン州のカックー遺跡。人気の秘密は、2500近い細い尖塔が天へ突き出すフォトジェニックな光景です。ニャウンシュエから車で行く場合、州都タウンジー経由で約2時間かかりますが、公共交通機関はないので車をチャーターすることになります。途中、タウンジーで入域料を払い、パオ族のガイドを雇うことが義務付けられていますが、これはパオ族の聖地が観光客を受け入れるのに際して、政府とパオ族側との取り決めに基づくものです。

パオ族の始祖は龍と錬金術師

向かって右が龍、左が錬金術師。パオ族の男性は頭をぐるりと額を横切るようにスカーフを巻くが、これは錬金術師の帽子の形を真似ている 向かって右が龍、左が錬金術師。パオ族の男性は頭をぐるりと額を横切るようにスカーフを巻くが、これは錬金術師の帽子の形を真似ている

最初、カックーパゴダは12世紀にバガン王国4代目の王アラウンシートゥが建立し、17世紀頃に現在のような形になったと言われています。このエリアに住むパオ族にとって最も重要な聖地で、満月の日になると民族衣装で正装したパオ族が数多く参拝。特に3月の満月の日には、盛大な祭りを催します。パオ族には、龍の母親と錬金術師の父親との間に生まれた子どもが始祖だという言い伝えがあり、境内には彼らの姿を描いた像も。パオ族女性は必ずスカーフを大きく頭に巻いていますが、これは始祖である龍の頭に見立てているのだそうです。

御神体は金の豚?

この像は数年前までもっと小さかったが、シンガポール人の寄進により、現在のより大きな金の豚の像で覆ったそうだ。 この像は数年前までもっと小さかったが、シンガポール人の寄進により、現在のより大きな金の豚の像で覆ったそうだ。

カックーで最も重要な像は、境内の北エリアに安置したこの豚。というのもカックーパゴダの由来には、豚が金でできた仏陀の遺物を地面から掘り出したのを飼い主が祀ったという説と、この聖地を豚が護っていたという説があります。どちらにせよ「豚/ワッ」の「助け/クー」により聖地となったというわけで、「ワックー」と呼んでいたのがなまって、カックーとなったのだそうです。柵で囲んでありますが、隙間からお札を投げ入れて、うまく豚の上に乗ったら願い事がかなうそうなので、お試しください。

ほかにもいろいろ、面白像

病は気から!?カックーまで来たからには、ご利益にあやかってみよう 病は気から!?カックーまで来たからには、ご利益にあやかってみよう

もうひとつの重要な像は、北口前にある白馬。自分のからだの悪い箇所と同じ馬の部位を触ると、治癒すると伝わっています。シャン州で生薬を販売する製薬会社には、この白馬をシンボルマークにしているところもあるほど。ただ、かなりの高さがあるため、残念ながら頭をよくしたくとも上まで手が届きません。もうひとつ、横になった仏陀がマッサージを受けているように見える「マッサージ仏」と呼ばれる小像もありますが、こちらは本当にマッサージなのかは怪しいところです。

パオ族の料理や家屋も体験可

ラインコンではカックーパゴダ側の席に座れば、パゴダの全容を眺めながら食事を楽しめる ラインコンではカックーパゴダ側の席に座れば、パゴダの全容を眺めながら食事を楽しめる

カックーを訪れる観光客がトイレ休憩をとるのが、遺跡前にある大型レストラン「ラインコン」です。実はこの店はパオ族居住エリアでも珍しい、パオ料理が食べられる店。ビルマ料理よりも辛さや脂分が少なめで、ジャガイモを多用するというパオ族の料理も楽しんでみてはいかがでしょうか。また、パオ族ガイドとともにカックーを訪れるほとんどの観光客は、ついでにパオ族の村も見学しています。興味のある方はそちらもお忘れなく。
■ラインコン/Hlaing Konn
住所:Kakku Pagodas Complex, Lontep, Shan State
電話:09-4212-33336
営業時間: 8:30〜16:30

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/12/10)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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