マンダレーとバガンを結ぶリバークルーズ

ミャンマー(ビルマ)最初の王朝が栄えたバガンと、最後の王朝が築かれたマンダレー。どちらもミャンマー観光においては重要な都市です。この2都市は、アクセスもよいので続けて回られる方も多いでしょう。移動手段としては、飛行機で約30分、バスで5〜6時間というのが一般的ですが、エーヤワディー川を往来するリバークルーズでも行けるのをご存知でしょうか? RVシュエケインナリー(RV Shwe Keinnery)というクルーズが、10月〜3月は毎日運行、4月〜9月は予約状況や天候などにより随時運行しています。

マンダレーとバガン、2つの古都を結ぶ人気のリバークルーズを初体験 前編 マンダレーとバガン、2つの古都を結ぶ人気のリバークルーズを初体験 前編

早朝出発で夕方着。船の旅は時間がかかる

スケジュールは、マンダレー発の場合、早朝6時30分出発で16時にバガン着、所要約9時間30分。バガン発の場合は早朝5時30分出発、17時30分にマンダレー着、所要約12時間です。乗船料は、マンダレー発がUS$35、バガン発がUS$40。ほかに、マリカ(Malikha)というクルーズもあり、こちらは10月〜2月毎日運行しています。(スケジュールおよび料金は2015年2月末現在のもの)かねてより乗ってみたかったこのクルーズですが、時間がかかるので旅程に余裕がないと無理。今回は久しぶりに、「予定は未定」のひとり旅だったので、マンダレーからの船に乗ってみることにしました。

指定席よりも眺めのいいオープンデッキが人気

夜明け前にホテルをチェックアウトして、6時すぎにチェックイン。全長35メートルで3階建ての大きなフェリーに乗り込みます。雨季の7月だからか、定員130名のところお客さんは30〜40人とまばら。ヨーロッパからの観光客が主流です。予約客が予定の時間に来なかったので、30分遅れで出発。エアコンルームにちゃんと指定席がありますが、やはりオープンエアーが気持ちいい。ほとんどの人はオープンデッキのイスでくつろいでいます。こんなに空いている時期でも、デッキの椅子は早いモノ勝ちになっていたので、オンシーズンだったらかなりの争奪戦になるかしれませんね。

ザガイン・ヒルとつづく2つの鉄橋は圧巻

出発してまもなくマンダレー郊外の見どころ、ザガイン・ヒルが見えてきました。たくさんの仏塔や寺院が丘の斜面に林立しているのが特徴で、船上からだと全景がよく見えます。次に見えて来るのは、マンダレーの南に位置する古都アマラプラとインワの間と、ザガインを結ぶふたつの鉄橋です。まずひとつ目は、2008年に完成したヤダナボン橋。別名エーヤワディー橋、ニューアヴァ橋とも呼ばれており、全長約1.7キロメートル。半円状のアーチが近代的です。(後編につづく)