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海外現地発ガイド通信

雑貨好きならぜひ行きたい。伝統工芸村がてんこ盛りの“鬼が島”


掲載日:2020/01/06 テーマ:観光地・名所 行き先: ミャンマー / モウラミャイン

タグ: おもしろい お土産 雑貨


橋が架かり、モーラミャインから行きやすく

村の多くの人々が石板工芸に従事する村の入口には、大きな石板型の看板が。 村の多くの人々が石板工芸に従事する村の入口には、大きな石板型の看板が。

ビルー島は、ミャンマー南部モン州の州都モーラミャインの沖合に浮かぶ島。淡路島ほどの大きさのこの島が、このところミャンマー人に人気の観光地になっています。「ビルー」は日本でいう鬼に似た精霊。さしずめビルー島は「鬼が島」といったところでしょうか。直線距離では州都に近いものの渡し舟しか交通手段がなく、長く経済発展から取り残されてきました。しかしそれゆえに多くの工芸村が廃れることなく残り、2017年に州都から橋が架かると、旅人たちが押し寄せるようになったのです。

レトロ雑貨として再び人気を盛り返した石板村

薄い石の板の四隅に木枠を取り付けていく工程には、女性の職人が多い。 薄い石の板の四隅に木枠を取り付けていく工程には、女性の職人が多い。

ビルー島の工芸村で、特に人気なのが石板村です。石板は薄く加工した石の板に木枠を付けたもので、石筆で表面をひっかいて文字や絵を書き、布で消して繰り返し使えます。日本でも明治時代の小学生が使っていましたが、ミャンマーでは近年になるまで需要が継続。ビルー島は石板に適した石が採れることから、長く生産の中心地でした。ノートとペンの普及で学校では使わなくなりましたが、近年になってカフェメニューやインテリアとして人気が再燃しています。村の裏手には採石場もあるので、そちらもぜひ見学してみてください。

生ゴムの一大産地ならではの輪ゴム造り

天日干し中の輪ゴム棒。すでに仕上がりと同じカラフルな色になっている。 天日干し中の輪ゴム棒。すでに仕上がりと同じカラフルな色になっている。

モン州は東南アジア有数のゴムの産地で、道路沿いには長いゴムの林が続きます。ビルー島では、ゴムの生産過程でできるくずゴムを使った輪ゴム造りも盛んです。輪ゴムを造るにはまず、溶かして着色したゴムの入った樽へ、輪ゴムの直径と同じ幅の棒を何度も浸します。表面に薄くゴムが付いたら十分に乾燥させ、それを棒からはがすと出来上がるのが細長いゴムの袋。これを薄く輪切りして輪ゴムにします。輪ゴム村では、たくさんのカラフルな“輪ゴム棒”を中庭に干すフォトジェニックな光景に出会えます。

パイプ村のおすすめ土産はマッサージウッド

ひとつひとつ丁寧にパイプを彫り上げていく名人の老人。ほとんどの工房がショップを併設する。 ひとつひとつ丁寧にパイプを彫り上げていく名人の老人。ほとんどの工房がショップを併設する。

次はパイプ村。村の中心にはパイプをかたどったモニュメントが建ち、木工品を売る小さな商店が軒を並べます。かつてはこの村での木工の中心はパイプでしたが、タバコの普及とともに需要は減り、現在はお箸や櫛、名刺入れ、食器など、様々な木製品を製作しています。おすすめはシンプルな木目が美しい木製ペンダントトップや、手の平に収まる四角いマッサージウッド。特に後者は軽い上になかなかお洒落な造形で、ばら撒き土産にもなりそうです。

ほかにもいろいろな工芸村が散在

たて糸を巻いた、水車のように巨大な部品が特徴的なビルー島の機織り機。 たて糸を巻いた、水車のように巨大な部品が特徴的なビルー島の機織り機。

ビルー島には上記で紹介したほかにも、葉巻村、竹笠&竹帽子村、ココナツ繊維製マット&ロープ村、織物村などがあります。モーラミャインからは、橋を通って車で約30分。モーラミャインで車やピックアップトラックを借り切って、半日から1日かけて周遊するのが一般的です。現地旅行会社のほか、宿泊しているホテルでも相談すればアレンジしてくれます。なお、ヤンゴンからモーラミャインへは車で約6時間。夜行バスも利用できます。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/01/06)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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