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海外現地発ガイド通信

ミャンマーの次なる世界遺産はここだ! 壮大なる遺跡群ミャッウー


掲載日:2021/01/09 テーマ:遺跡 行き先: ミャンマー / ミャウー

タグ: すごい! 遺跡 一度は行きたい 建築 史跡 寺院 歴史


保存状態がよく、観光しやすい配置が特徴

遺跡群の中心部に位置するシッタウン寺院。どしんとした安定感のある釣鐘型の仏塔が33個並ぶさまは壮大だ 遺跡群の中心部に位置するシッタウン寺院。どしんとした安定感のある釣鐘型の仏塔が33個並ぶさまは壮大だ

バガン遺跡が2019年に世界遺産に登録されたのに続き、ミャンマー政府が登録を狙っているのがラカイン州のミャッウー遺跡だ。歴史的価値も佇まいの壮麗さもバガンに勝るとも劣らない、むしろミャッウーの方が好きだという人も多い。というのも、日干し煉瓦製のバガン遺跡に対しミャッウーは崩れにくい砂岩製で保存状態が極めてよく、黒い外壁と隙間にのぞく雑草の瑞々しい緑との対比が実にフォトジェニックなのだ。無数の遺跡が大草原に点在するバガンの光景ももちろん素晴らしいが、町中にまとまって建つミャッウーは観光しやすいという利点もある。

ミャンマー西部を支配したアラカン王国の都

夕日を浴びるアンドーテインパゴダ。このパゴダの近くに小高い丘があり、そこからの夕景が絶品 夕日を浴びるアンドーテインパゴダ。このパゴダの近くに小高い丘があり、そこからの夕景が絶品

アラカン王国は1429年に初代ミンソーモン王が創建し、1785年にビルマ王朝が征服するまで、現在のミャンマー西部ラカイン州で約350年間続いた。その首都だったのがミャッウーだ。日本から行く場合、ヤンゴン経由でヤカイン州の州都シットウェーまで飛行機で飛び、そこから車で約4時間、船で行く場合は潮の流れによるが約7時間ほどかかる。陸路の場合、道中にいくつか見どころとなるパゴダがあるので、時間に余裕を持っておいた方がよい。

雄大な外観よし、華麗な天井画よしのシッタウン寺院

ビビッドな色合いの天井画はヤカイン州のパゴダに特徴的だが、シッタウン寺院のものは特に見事。天井を見上げるのもお忘れなく ビビッドな色合いの天井画はヤカイン州のパゴダに特徴的だが、シッタウン寺院のものは特に見事。天井を見上げるのもお忘れなく

バガンと同じく多くの遺跡がエリア内に点在するので、車などを借りて見て周ることになる。ただし、コータウンパゴダを除き、比較的近い距離にまとまっているので、自転車やバイクなどを借りてのんびり見て周ることも可能だ。最大の見どころのひとつが、遺跡が多いエリアの中心に位置するシッタウン寺院。今も生きた信仰の場なので遺跡という雰囲気ではないが、洞窟状の回廊が寺院内部にあり、8万体ともいわれる仏像が彫られている。

大きすぎてカメラに収まらないコータウンパゴダ

パッパーシー遺跡の上から全容を望むコータウンパゴダ パッパーシー遺跡の上から全容を望むコータウンパゴダ

シッタウン寺院と並ぶ、ミャッウーの白眉とも言うべきコータウンパゴダは16世紀半ばの建立。草原にぽつんと放置されたように建つ姿はまさに“遺跡”のたたずまいだ。内部の回廊には崩れかけて苔むした仏像が並び、情緒も申し分ない。特徴的なのは無数の仏塔が取り囲む外観。広角レンズでもないと全体像を写真に収めるのは難しいが、少し離れたところにあるパッパシー遺跡の上からならきれいに撮れる。有名遺跡の中ではここのみが少し郊外に出たところにあるので、車をチャーターする必要がある。

旅行計画は現地情報を収集して慎重に

ダッカンデイン寺院はシッタウン寺院の前に建つ。ここも内部に、無数の仏像を祀る回廊がある ダッカンデイン寺院はシッタウン寺院の前に建つ。ここも内部に、無数の仏像を祀る回廊がある

ダッカンデイン寺院も、ミャッウーを代表する遺跡のひとつ。16世紀後半の建立だが、往時の姿をそのままに残している。広々と開けた緑の草原にデンとそびえる要塞のような構えは、実に歴史のロマンを感じさせる光景だ。
 
ミャッウーのあるエリアはここ数年、たびたび紛争が起こり、日本外務省が渡航自粛を勧告することがある。争いの中で遺跡が一部破壊されたとの報道もあり、現状が心配だ。旅行を計画する際には外務省の危険情報や、現地旅行会社などに状況を確認してからにされることをおすすめする。そうした面倒をおしてもなお、一度は見ておきたい遺跡だ。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2021/01/09)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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