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海外現地発ガイド通信

絶景の聖地。ミャンマーの土着信仰「ナッ神」の総本山・ポッパ山をきわめよう!


摩訶不思議な形状のポッパ山の撮影ポイントは、到着ちょっと前

先端を切り取ったような特異な外観は、ポッパ山がかつては火山だったから。 先端を切り取ったような特異な外観は、ポッパ山がかつては火山だったから。

ミャンマーは仏教国といわれますが、日本人が仏教と神道をごちゃ混ぜにしているのと同様、ミャンマーでも土着信仰であるナッ神信仰が仏教と融合する形で残っています。そのナッ神の総本山がポッパ山です。ほとんどの人がバガンから車をチャーターして訪れると思いますが、ポッパ山が最も美しく見えるポイントは、車で到着する少し手前になります。簡素な造りの記念写真撮影店があるので、それが目印です。対岸のポッパマウンテンリゾートからも、山々の狭間にそそり立つポッパ山の全景が望めます。ただしこちらは、望遠レンズ必須です。

様々なナッ神を祀るポッパ山。筆頭はマハーギリ兄妹

参道のあちこちに、このような数多くの神々の像を祀る神殿が散在する。 参道のあちこちに、このような数多くの神々の像を祀る神殿が散在する。

ナッ神信仰の総本山だけあり、ポッパ山ではいろいろなナッ神を祀っています。特に有名なのはマハーギリ兄妹。ミャンマーのお宅にお邪魔すると、かなりの確率で部屋の隅にココナッツを飾ってあるのを見かけますが、あれはマハーギリ兄妹を祀っています。非業の死を遂げた人間がナッ神になるというのが定番なのですが、マハーギリたちもバガン王の策略で焼き殺されて樹に宿るナッ神になったと伝えられています。祟りを恐れた王はその樹を切り倒して川へ流しますが、それがたどり着いた地がポッパ山なのです。

花喰い鬼が双子を出産した伝説の穴もお見逃しなく

出産場所の穴。入口は30cmほどしかなく、中も暗くて狭い。 出産場所の穴。入口は30cmほどしかなく、中も暗くて狭い。

ポッパ山はほかにも、有名なナッ神ポッパメイドーを祀っています。かつて花喰い鬼だったポッパメイドーは人間の男性と恋に墜ちて双子を生みました。しかし、王が彼女の夫を殺して息子たちを取り上げてしまったため、狂死の果てにナッ神になったのです。彼女がここで双子を生んだ、と伝わる穴がポッパ山には残っていますので、ぜひのぞいてみてください。なお、彼女の息子たちもまた理不尽な死によりナッ神になってしまいました。2人の息子を従えた緑の服の女神像や花をたくさんあしらった女神像があれば、それがポッパメイドーです。

ここで修行し、奇跡を連発した伝説の錬金術師は実在の人物

日本人からは「任侠の人に見える」と言われてしまっているのはこのポーズのせい!? 日本人からは「任侠の人に見える」と言われてしまっているのはこのポーズのせい!?

このように多くのナッ神を祀るポッパ山は、昔から修験者や錬金術師の修行の場になってきました。とりわけ有名なのが、様々な奇跡を起こしたことで知られる錬金術師ボーミンガウンです。1952年没と、亡くなったのがかなり最近のため写真も残っています。その写真のポーズが片膝をたてているため、彼の像はこのスタイルに造るのが一般的。ミャンマー全土でも特に人気が高いので、ポッパ山の至る所に彼の像があります。お供えのお札を衣服の間に挟むなど、日本人から見るとちょっと不謹慎に見える祀り方をしています。

帰りにはヤシ酒工房の見学も

蒸留中のヤシ酒。試飲をさせてくれる工房も多い。 蒸留中のヤシ酒。試飲をさせてくれる工房も多い。

バガンからポッパ山への日帰り観光をする人のほとんどは、ヤシ酒の工房へも寄ることと思います。地元でトッディと呼ぶ木の幹に傷をつけ、そこからしたたる樹液を発酵させたお酒です。自然発酵のままでも飲むことができますが、これだとアルコール度数は3〜4%程度。工房では、蒸留してさらに度数を上げる作業を見せてくれます。また、トッディからパームシュガーを作る工程も見学できます。こうした工房ではお酒とともに売っていますので、お土産にいかがでしょうか?

【アクセス】
バガンから車で片道約90〜120分。60US$前後で車をチャーターして行く人が多いが、ゲストハウスなどが募集するシェアタクシーを利用すればもっと安く行くことができる。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/07/07)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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