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海外現地発ガイド通信

仏跡石を祀るシュエサットーパゴダの門前に、年に数週間だけ現れる幻の町


ふだんは何もない川原沿いに突如、町が

期間中以外は何もない谷間の広い川原に、びっしりと小屋が建ち並んでいる。写真は、山の上にあるシュエサットーパゴダから撮ったもの。 期間中以外は何もない谷間の広い川原に、びっしりと小屋が建ち並んでいる。写真は、山の上にあるシュエサットーパゴダから撮ったもの。

マグウェイ地方の中心都市マグウェイから車で約3時間ほどの谷あいの川原に、毎年2月頃から4月頃にかけてだけできる町がある。この川原近くにそびえる山に建つシュエサットーパゴダが4月の満月の日に向けた数週間だけ、ふだんは公開していない仏陀の足跡を刻んだ「仏足石」と呼ぶ石を“ご開帳”するためだ。それらをひと目見ようと押しかける仏教徒たちのための、仮設宿泊所や彼ら目当ての屋台が川原いっぱいに建ち、即席の町を生み出すのだ。

聖地というより庶民のリゾート

臨時の町には貸し浮き輪店もあり、まるでビーチリゾート。終日、川遊びに興ずる家族連れの声が響く。 臨時の町には貸し浮き輪店もあり、まるでビーチリゾート。終日、川遊びに興ずる家族連れの声が響く。

シュエサットーはミャンマーの最大都市ヤンゴンから約600kmあり、車で10時間近くもかかるが、何度も訪れているヤンゴンっ子が多い。というのもここは聖地ではあるが、子ども連れが泊りがけで数日間楽しめるリゾートという色合いも濃いため、ヤンゴンから繰り出す家族が多いのだ。川沿いに建った竹製の簡易宿泊施設の多くはテラスを備えており、そこから直接川へ入って水遊びができ、周囲に並ぶおびただしい数の屋台のおかげで食事や遊びにも困らない。まさに庶民の“ミャンマー版ディズニーリゾート”といえる。

仏陀の足跡は2ヶ所

仏足石はさほど大きくなく、混み合う中で柵の内側まで入るのは至難の業。でも、行ったからには金箔を貼って帰りたい。 仏足石はさほど大きくなく、混み合う中で柵の内側まで入るのは至難の業。でも、行ったからには金箔を貼って帰りたい。

リゾートではあるが、遊びの合間にはありがたい仏足石も拝める。仏足石はお釈迦様の足跡を石に刻んだもので、ミャンマーでも多くのパゴダが祀っている。その中でもシュエサットーパゴダが特別なのは、ここの仏足石は本当にお釈迦様がつけた足跡だと人びとが信じているからだ。石は山の上と下にあり、どちらも柵の中に安置。金箔を貼ると願い事が叶うとされているが、中へ入れるのは男性のみ。女性は同行者の男性か、係員の男性に頼んで貼ってもらうことになる。

シュエサットー訪問の注意点

シュエサットーの境内には、仏足石以外にも仏塔や仏像、土着神の神像など、様々な宗教施設がある。どこも大勢の信者の祈祷で混み合っている。 シュエサットーの境内には、仏足石以外にも仏塔や仏像、土着神の神像など、様々な宗教施設がある。どこも大勢の信者の祈祷で混み合っている。

仏足石の公開日程は毎年変わるので、あらかじめ旅行会社などを通じて確認しておこう。また、外国人はシュエサットーの簡易宿泊所には泊まれないため、マグウェーかミンブー(マグウェーからシュエサットー方面へ川を渡った対岸の町)にホテルをとる必要がある。しかし、期間中はシュエサットーへの道は渋滞するので、なるべく朝早くにホテルを出て、車もパゴダから少し離れたところに停めた方がよい。さもなければ帰りに駐車場から出るのに苦労する。

おすすめレストランはこちら

「ジョイン」の人気の秘密は惣菜の種類の豊富さだけでなく、どれも素材に合った独自の味付けがしてあること。グループで行って複数種類を食べてみたい。 「ジョイン」の人気の秘密は惣菜の種類の豊富さだけでなく、どれも素材に合った独自の味付けがしてあること。グループで行って複数種類を食べてみたい。

また、シュエサットーにはローカル屋台しかないので、ある程度衛生的に安心できる店で食事をとりたいとなると、ミンブーかマグウェーへ戻ってからということになる。おすすめはミンブーの「ジョイン」。シュエサットーへやってきた参拝客の多くが寄ると言われる超人気レストランだ。店に住所はないがミンブーは小さい町なので、地元の人に尋ねればたいてい場所を教えてもらえる。同店はミャンマー料理を扱う大衆的な食堂。店頭に並ぶおびただしい数の惣菜から指差しで注文しよう。問題は空いた席を見つけること。幸運を祈るとだけ。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/02/02)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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