- 田島みえ
- ミャンマー(ヤンゴン)在住。フリーライター&フリーアナウンサー。民放勤務を経て、夫の赴任に伴ってタイ、フィリピン移住、2013年よりミャンマーへ。 タイ発行の日本語情報誌「WOM」を始め、東南アジア情報を雑誌やWEBに寄稿。ヤンゴンや地方の古都を巡り、まだ知られていないミャンマーの人々や生活の魅力もご紹介します。
出発エリアをに変更しました。
一袋約200円でお買い得。1年前まではコーヒー豆はミャンマー国外から持ち込んで飲んでいたのに、最近はミャンマー産のコーヒーが手に入り、しかも美味しいのです。
コーヒーを注文すると、甘いシロップ入りのコテコテ味が出てきます。ミャンマー人はコーヒーを飲まないのではないか?と思うほど、ヤンゴン市内でコーヒー豆が売られている店も少なかったのですが、ここ1〜2年でコーヒー需要が急増中。スターバックスやタリーズなど世界的なカフェはまだ進出していませんが、それも時間の問題? さて、ミャンマーといえばコーヒー豆が多く生産されています。ミャンマーで絶大な人気を誇る「Shwe Pu Zun」がシャン州などにもつ自社農園で栽培したコーヒー豆が最近では“City Mart”などのスーパーでも購入できるようになり、お土産にもおすすめです。
クッキー1箱約100円、パン各種約50〜70円、ケーキ約30〜50円 Shop No,2のダウンタウンの川向こうにあるカフェテラス。素敵な庭園がありお庭散策も楽しい。
もともと1978年にヤンゴン市内に「Shwe Pu Zun」カフェテラスをオープンしたのが始まりだそうで、2005年にはダウンタウンの川向こうに素敵なカフェハウスが、2010年には首都のネピドーにもオープンと人気の勢いは止まりません。この「Shwe Pu Zun」人気は幅広く、パン各種、ケーキ、クッキー、そして密かな人気がアイスクリーム。値段もリーズナブルです。ヤンゴン観光の休憩にちょっと寄ってみるとリラックスできると思います。ただし休日は地元ミャンマー人の家族連れも多いの混み合うこと間違いなし。
パン各種、ケーキ各種(約3ドル)がショーケースに並んでいて、テイクアウトもできる。
ゲストの多くはミャンマー地元の裕福層、在住外国人が多く、ヤンゴンでは最高級のCaféと言ってもいいと思います「Acasia」。瀟洒な白い一軒家で、庭園内にガラス張りのカフェ席を設けていて、雰囲気は抜群。もはやそこはミャンマーとは思えない異空間です。ティーサロンというからには紅茶の種類も豊富です。旧英国領ということもあり“ハイティー”をオーダーするとスコーンやパイが3段重ねで登場、紅茶も数種類選べます。また、ケーキも絶品。価格はミャンマーの物価からするとやや値が張りますが、ここで過ごす時間は格別です。
Acasiaの店頭にならぶパン各種。あんぱん約100円、食パン一斤約350円、パイ一個約150円
「Acacia」はカフェだけではなくレストランでもあります。なかでもパスタが人気。内装インテリアも素敵でどの席に座ってもゆったりできるのが特長。ちなみに店内はFree Wi-Fi。さて特筆すべきなのはパンの美味しさ。パイ各種や食パン、クロワッサンにあんぱんまで、種類もいろいろ。じつはヤンゴンでは美味しいパンに出会うのはまだ難しいのが現状。アカシアのパンは在住外国人にとって貴重な存在なのです。時間帯によっては品薄になっていることもあるのでご注意を。
「Shwe Pu Zun」
Shop No 1‐ No 246/248 , Anawrahta Road, Lanmadaw Township, Yangon,
Shop No 2‐ No 14(A),Minnandar Road, Dawbon Township, Yangon,
Shop No 3‐ Oaktarathiri Township, Near Ingyin Pan Wyne, Nay Pyi Taw.
http://shwepuzuncake.com/
定休日なし 月‐金 8:00am-8:00pm
「Acacia Tea Salon」
52, Saya San Rd, Bahan Township, Yangon
www.acaciateasalon.com
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2014/07/17)
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