- 溝内美菜
- カトマンズ在住ライター。学生時代から約10年、一年の半分をバックパックで海外を旅して過ごしたが、20数カ国目で訪れたネパールが運命の土地だった(?!)。ネパール紹介サイト「パールバティーのラブネパール」を運営しながら、ネパールの占いチナの鑑定など何でもこなすエネルギッシュさが売り。
出発エリアをに変更しました。
ボーダナートは何回訪れても魅力的な場所です
ボーダナートは、カトマンズの中心部から東へ約7キロほどのところにある世界最大の仏塔を持つ仏教寺院です。ボーダナートでは朝晩、たくさんの人々が時計回りの方向に仏塔の周囲をまわりながら、参拝する様子を見ることが出来ます。ボーダナートを参拝するときは、仏塔のまわりにある大きな壁に沿って参拝する方法と、この壁の中に入って、より仏塔に近い位置を一周しながら参拝する方法とがあります。壁に沿って一周する方法で参拝するときは、壁に設置されたマニ車と呼ばれるものを、回しながら参拝するとよりいいと言われています。
見えますか……白く丸くうつっているものがオーブ(!?)
ボーダナートでは、朝夕のお祈りの時間に僧院内でラマ僧(チベット仏教の僧)の方々が熱心にお経を唱えている様子を見る事ができます。この僧院は正面入口の反対側にある仏塔に近い位置に入るためのゲートの入口の向かい側にあります。
2階にあがると大きな部屋があって、たくさんのラマ僧たちがお祈りしていますがこの部屋の中にも入る事が出来ます。
ラマ僧の方々が唱えるお経を聞くと、とても心が穏やかになる感じがします。この部屋には強いパワーがあふれているらしく、この日撮った写真にはたくさんのオーブと呼ばれるものが写っていました。
バターランプをともしてみました
ラマ僧の方々がお経をあげている部屋を出て階段をのぼると屋上に出ます。そして、ここではバターランプがおいてあるので、バターランプに火をともしてお祈りしてみるのもおすすめです。バターランプ1個につき5ルピー(約8円)を支払い、火をともします。お祈りの方法はまず、バターランプに火をともし、神様の像を見ながらバターランプを両手で持って顔の前あたりで小さく何回か回します。
そして、この屋上はボーダナートの写真を撮るのに絶好のポイントです。サンセットの時間には、夕焼け色に染まっていく空をバックにボーダナートの素敵な写真が撮れる事でしょう。
たくさんのタンカやさんが並んでいます
ボーダナートでは、ボーダナートをぐるりと取り巻くようにたくさんのお店が並んでいます。中でも、タンカ(仏画)のお店、チベットから来る宝石のお店、シンギングボールのお店はとりわけ目を引きます。タンカと呼ばれる仏画はだいたい500ルピー(約805円)くらいから扱っていて、高いものは20万ルピー(約32万円)もするものもあります。その他、道端ではカムジと呼ばれるチベットの揚げ菓子が売られているときもあります。こちらは1個5ルピー(約8円)でなんともいえない素朴な味です。見かけたらぜひ買ってみてくださいネ!
仏塔には四方を見つめる目が描かれています
施設名 ボーダナート
住所 KATHMANDU BOUDHA
アクセス タメル地区からタクシーで約20〜30分。メーターで約100ルピー(約161円)
入場料 100ルピー(約161円)
時間 ゲートは24時間あいています。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/10/15)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
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