- 溝内美菜
- カトマンズ在住ライター。学生時代から約10年、一年の半分をバックパックで海外を旅して過ごしたが、20数カ国目で訪れたネパールが運命の土地だった(?!)。ネパール紹介サイト「パールバティーのラブネパール」を運営しながら、ネパールの占いチナの鑑定など何でもこなすエネルギッシュさが売り。
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トゥンバは、ほんのり甘くくせのないお酒です。お湯を注して飲むので体がぽかぽかあったまります。トゥンバ30ルピー(約54円)
ネパールの冬も日本とほぼ同時期の11月〜2月。昼間は最高気温20度くらいまであがりますが、朝晩は0度近くにまで冷え込むこともあります。そんなネパールの冬の楽しみがシコクビエから作るお酒トゥンバ。お店でオーダーすると、容器に入ったトゥンバが出てきます。これに、お湯を注して特製のストローで飲むんです。ストローは下部分をしぼってあって、小さなシコクビエが飲むときに入ってこないようにしてあります。お湯を注ぐごとに少しずつ味がうすくなってきますが、だいたい3〜4回は飲むことが出来ます。
こちらがマサラパパド25ルピー(約45円)
トゥンバに合うおつまみをいくつかご紹介します。トゥンバをオーダーしたら、まずはパパドをオーダーするのがおすすめ。パパドとは、豆から作られた香辛料が入った薄いおせんべいのようなもので、パリパリした食感でとてもおいしいです。パパドとオーダーすると、このおせんべいのようなものだけが出てきますが、マサラパパドというのをオーダーすると、パパドの上にトマトやたまねぎ、コリアンダー、青唐辛子などがのったものが出てきますが、こちらもサラダ感覚でおいしいので、ぜひトライしてみてください。
ベジタブルパコダ25ルピー(約45円)はだいたい一皿6個くらいです
パコダとは、日本でいうと天ぷらのようなものです。写真のものはベジタブルパコダで、キャベツ、たまねぎ、にんじん、青唐辛子などの野菜が入っており、これにスパイスを数種類入れて、つなぎにはベサンフラワーと呼ばれる豆の粉が使われています。これに、チリソースをつけて食べるのが現地流。その他にも、エッグパコダ、パニールと呼ばれるカッテージチーズを使うパニールパコダなどもあります。いくつかトライしてお気に入りのパコダを見つけてみては?
ベジタブルチョウメン35ルピー(約63円)
ネパール人に大人気の食べ物のうちのひとつがチョウメンと呼ばれる日本でいうと焼きそばのような料理です。ベジタブルチョウメンは野菜のみで、その他にチキンチョウメン、水牛肉入りのバフチョウメン、水牛肉と卵入りのミックスチョウメンなどがあります。一皿の量がけっこう多いので、ハーフプレートといえば一皿の半分の量でも作ってくれるところも多いのがネパールのいいところ。チョウメン自体には、軽く塩味とマサラ味がついていますが
これにチリソースをかけて食べるとピリ辛でよりおいしくなります。トゥンバと一緒にぜひ味わってみてくださいね!
■今回紹介したトゥンバとお料理を味わえるレストランです。
店名 Small star restaurant
住所 Thahity kathmandu Nepal
アクセス ツーリストが集まる地区タメルのタメルチョークからタヒティに向かう道はどちらか聞いてください。タヒティチョークに到着すると、仏陀の目が描かれた寺院があります。その寺院が見えたら、すぐに右に曲がってください。右に曲がった通りの左手の並びにあります。タメルチョークから徒歩約5分。
営業時間 10:00〜21:00
定休日 土曜日
電話番号 1-4227685
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/12/04)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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